Sam's e-AT Lab

障害による困難さのある子どもたちの学習や生活を豊かにするためのe-AT(electronic Assistive Technology=電子的支援技術)に関する話題

明治図書出版から雑誌【特別支援教育の実践情報 2018年6・7月号 「できた!」が実感できるICT活用アイデア&授業改善術】が刊行されていますが、先日電子版(PDF)が購入可能になっています。
 ↓ ↓ ↓
https://www.meijitosho.co.jp/detail/26184
特別支援教育の実践情報 2018年6・7月号
以下、明治図書のサイトから目次を引用


特集 「できた!」が実感できる ICT活用アイデア&授業改善術

特集について
「できた!」が実感できる 新学習指導要領を踏まえたこれからのICTを活用した授業づくり/金森 克浩

やってみよう! ICTの活用術アラカルト
「モチベーションを生み出す環境づくり」の観点から見たICT活用の可能性
[Prologue]子どもは本当に困っているのか?/小川 修史
[casa1]モチベーションから広がる世界/待木 浩一
[casa2]自分でできる方法を探して/見渡 智美
[casa3]自尊心が高まる環境の大切さ/岡田 麻鳥
[casa4]信頼関係とモチベーション支援/飯干 知子

実践 「できた!」が実感できる ICTを活用した授業づくり&授業改善術
特別支援学校 小学部/【国語】みんなで楽しく! みんなで学ぼう! もののなまえ/楠本 喜久
特別支援学校 小学部/【算数】楽しみながら「時計」を学ぼう 自分の力で「時計」を読もう/日置 節子
特別支援学校 中学部/【美術・国語・職業・家庭】タブレット端末を活用した創造性・表現へのアプローチ/海老沢 穣
特別支援学校 高等部/【数学】レーザー彫刻した木のブロックを使った百分率の学習/繁永 正健
小学校 特別支援学級/自分のもてる力を発揮し,生き生きと活動する子どもが育つ授業づくり/木田 啓二
中学校 特別支援学級/パワーポイントを使ったクイズ形式の授業でバッチリ!/秋山 泰明
中学校 通級指導教室/自分に合った学び方を見つける英語学習/杉森 弘
小学校 ことばの教室/ICTを活用した対話的な語彙の拡充指導/奥山 慎太郎
小学校 通常の学級/児童一人一人の多様性を生かすためのICT活用/浦野 裕司

ミニ特集 教科化スタート!インクルーシブ教育時代における道徳教育
インクルーシブ教育時代の道徳教育で押さえるべき大切な視点/樋口 一宗

実践 特別支援学級で実践する! インクルーシブ教育時代の道徳授業づくり
小学校 特別支援学級/挨拶で人間力アップ! コミュニケーション能力を高める道徳授業/竹井 秀文
中学校 特別支援学級/特別支援学級の生徒が主体的に学ぶ道徳科の授業~指導の方法や教材の活用を工夫した道徳科の授業~/丹羽 紀一

トピックス (第68回)
「第3期教育振興基本計画」答申 『教育を通じて生涯にわたる一人一人の「可能性」と「チャンス」を最大化するために』(平成30年3月8日) 他/丹野 哲也

わたしと特別支援教育 (第14回)
本を通じて言語聴覚障害のある子どもやその家族を理解する/東江 浩美

アイデアいっぱい・誰にでもできる指導法 挨拶はだれにも負けない自信がもてる「江東あいさつ検定」/早川 智博

授業を面白くする手作りグッズ
よく見て,触れて,動かして取り組もう/飯干 真

子ども生き生き・学習活動
【音楽】この仲間と,最高の音楽を奏でたい/千葉 綾子 ~三つの実態別グループが歌い上げる合唱“卒業の歌”~
【自立活動】よもぎだんご/中嶋 秀一 ~季節を味わう調理と自立活動~

写真で見る 工夫がキラリ★教室環境づくり・校内環境づくり (第2回)
地域の子どもたちを育む地元の分教室/砂子田 裕美

手と目で話そう! 言葉の前のことばとしての教材教具 (第2回)
言葉に至る学び② 見比べる・見本がわかる/立松 英子

はじめて特別支援学級の担任になったら―Q&Aでズバッと解決! (第2回)
一年間を見通して,特別支援学級担任として,どのように学級経営をしたらよいですか?/阿部 謙策

子どもの個性に寄り添って♪ 感覚統合の考え方を生かした指導のアイデア (第2回)
感覚情報処理の問題~パート1~/土田 玲子

知的障害のある児童生徒の主体的・対話的で深い学びを実現する授業改善 (第2回)
学びのつながりがある単元・授業の展開/竹林地 毅

発達障害がある子のためのグループプレイセラピーにおけるコミュニケーション支援 (第2回)
導入期におけるグループプレイセラピーのプログラムについて/飯塚 一裕

コピーして使える! 文字が苦手な子のための絵枠トレーニング (第2回)
絵枠で自信を育てる/西野 桂子

どの子も楽しく! 指導のポイントがバッチリわかるわくわく造形活動 (第2回)
きれいな絵が現れるよ! みんなで楽しくスクラッチ/今井 真理

特別支援教育最前線―紹介します,わが県のホープ&エース (第2回)
大分県/青座 真貴子

編集後記 /是枝 喜代治・山中 ともえ
多くの知り合いが書いていますので、紙版と併せて電子版を購入してiPadに保存しました(*^^*)
電子版は拡大縮小が容易にできますし、読み上げもできますから重宝しますね。
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2018年7月18日にリリースされたWindowsPC用視線入力練習アプリEyeMoT 3D_00(通称:風船割り)では、視線マウスのON/OFFを切り替えることができる機能が実装されました。
この機能によって、ゲーム終了後に視線履歴を確認する際にTobii Eye Tracker 4Cを手でふさぐ必要がなくなりました。
これは、Tobii Eye Tracker 4CとEyeMoT 3D_00(通称:風船割り)を使っている支援者にとっては嬉しい機能であることは間違いありません。
180718EyeMoT3D_00
同僚に手伝ってもらって撮影した動画をYouTubeにアップしました。
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https://youtu.be/XCaXP1DHNyQ

EyeMoT 3D_00(通称:風船割り)は、島根大学総合理工学研究科の伊藤史人(ふみひと)助教が開発し、無償提供しておられるWindowsPC用アプリです。 
すでに使っておられる方はソッコーでインストールしましょう(^o^)/
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なまはげ県の特別支援学校に勤めておられるT先生から、担当している子どもさんがTobii Eye Tracker 4CとWindows PC用意思伝達アプリmiyasuku EyeCon SWを利用して、文字のタイピング練習に取り組んでいる様子の動画を送っていただきました。

本人は「大きくなったらYouTuberになりたい」と、いたってイマドキの小学生(^^)
ありがたいことに本人も保護者もSamのYouTubeチャンネルで公開することを許可してくださいましたのでアップさせていただきました。
180718視線入力で文字タイプ
動画は、コチラからご覧いただけます。
 ↓ ↓ ↓
https://youtu.be/KNV9Z9RfWXE

今年(2018年)2月から視線入力に取り組んできた彼は、まずEyeMoT 3Dなどで視線でパソコンに入力できることを学び、次第にレベルアップして、ついに文字入力ができるまでに上達したそうです。
以下、T先生の言葉を引用します。


毎日、学級担任の先生と短時間の視線入力トレーニングを重ねてきました。
自分の気になる言葉をmiyasuku EyeConSWで入力してみました。
このビデオでは〝なつやすみ〟。
1分30秒ぐらいかかっていますが、間違えずにやりきっているのも素晴らしいと思いました。

ビデオの最後ではなぜか表情が硬い。
その理由は「5時間目の勉強(視線入力)がこれで終わり」だから。
もっともっと入力したかったようです。

継続的な視線入力トレーニングと視線入力による適切な文字の入力環境があれば〝できるんだ!〟というのを彼が教えてくれました。
〝お友達にお手紙を書きたい〟〝居住地校交流での学習で友達に視線入力を見せたい〟など、新しいことに挑戦したいと話してくれました。

これまでの毎日の積み重ねが自信に変わった5時間目でした。

と、なんと素晴らしい言葉でしょう!
ICT活用という手段が子どもの目標を達成することに一役買い、その目標をさらに高めることに繋がったという意味でたいへん素晴らしい事例だと思います。

ここで大切なことは、学習時間が短時間ではあったとしても毎日取り組んだことだと思います。
1年間に授業があるのは、だいたい35週。
週に1回の授業では、たった35時間(1単位時間は小学校で45分、中学校や高校では50分)しか学習できません。
それでは、力がつくはずがありません。
まして、肢体不自由があれば、なおのこと時間がかかるものです。

毎日でなくても、週に3〜4回は学習していくような教育課程を編成することが現場に求められているのではないでしょうか。

Samも肢体不自由特別支援学校に勤めていますので、現場の教員が忙しいことはよく知っています。
登校直後から健康チェック、トイレ指導、カバンの中の荷物出し、お茶飲み、着替え、必要な子には医ケアや休憩(姿勢管理、呼吸指導)、係活動の指導...
そして、やっと朝の会〜授業〜給食〜授業...
1時間おきのトイレ指導、適宜お茶飲みや着替え、医ケア...
労働基準法で示されている休憩時間や休息時間は、児童生徒が下校してからとることになっていて、勤務校の場合、15:30が下校ですが、その後すぐに教室の片付けや掃除、汚れ物の洗濯、教材の片付けをしなければなりませんから、ほとんど休憩無しでみんな働いています。

それでも、「それって、この子に必要なの?」と思う授業が少なくありません。
卒業後に社会の中で行きていくため本当に必要な内容だけ選択して授業を編成するようにすれば、もう少し伸びる子どもは増えると思うのですが...
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昨年度(2017年度)現任校の職員向けICT活用講座第8回目(7月10日〜13日の4日連続)の内容は、「iOSアクセシビリティスイッチコントロールの単一スイッチ・ステップ・ハイライトの使い方」でした。
初日は、画面をスイッチとして設定する方法を紹介しました。

アクセシビリティ>スイッチコントロール
同僚が講座の様子を動画で撮影してくれましたので、YouTubeにアップしています。
興味のある方はご覧ください。
 ↓ ↓ ↓
https://youtu.be/T8-Zh5cUJ0I

なお、外付けスイッチを使った
単一スイッチ・ステップ・ハイライトの方法については、後日紹介します。
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これまでiPadやiPhoneといったiOSデバイスのアクセシビリティ機能の一つスイッチコントロールについて紹介してきました。
スイッチコントロールは、画面上の任意の位置をタップしたりスワイプしたりといった操作(ジェスチャーと言われます)を手指で行うことが難しい肢体不自由児・者でも、どこかの身体部位が随意的に動かせるのであれば、その動きに反応する外付けスイッチ・センサーを利用して、ジェスチャーを働かせることができる機能です。

外付けスイッチを利用したスイッチコントロールには、1個のスイッチでスキャン枠の選択・決定を行う自動ハイライト(=オートスキャン)、2個のスイッチのうち1個のスイッチでスキャン枠を動かして別のスイッチ1個で選択・決定を行う手動ハイライト(=ステップスキャン)、1個のスイッチでスキャン枠を動かして選択・決定を行う単一スイッチステップハイライトの3種類があります。
その中の自動ハイライト(=オートスキャン)には、タップの動作がデフォルト・自動タップ・常にタップという3種類があります。
Hook+
その中の【常にタップ】というモードを解説するための動画をYouTubeにアップしています。
コチラからご覧いただけますので、興味のある方はご覧ください。
 ↓ ↓ ↓
https://youtu.be/llRaY1pSM24
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