Sam's e-AT Lab

障害による困難さのある子どもたちの学習や生活を豊かにするためのe-AT(electronic Assistive Technology=電子的支援技術)に関する話題

これまでに、WindowsOSやiOSを載せた端末でハンズフリー入力ができる装置やアプリについて紹介してきましたが、Android端末のことについて書いていなかったことに気づきました。

AndroidOSを載せたスマートデバイスでハンズフリー(Head TrackingまたはFace Tracking)で入力するためのアプリにOpen Sesameというものがあります。
OpenSesameのアイコン
IMG_1007
Android端末上のカメラでユーザーの顔の動きを読み取ってマウスポインターを移動させ、一定時間(設定できます)滞留させるとマウスポインターの位置決定やクリックなどのマウス操作ができます。

Androidスマートデバイスを起動した後にOpen Sesameを起動すれば、その端末にインストールしているアプリをHeadTracking(またはFaceTracking)で操作できるようになります。
OpenSesameの起動画面
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Open Sesameを起動したAndroidタブレットの画面(スクリーンショット)

Open Sesameはアメリカのベンチャー企業Sesame Enableが開発したアプリですが、表示は日本語に対応しています。
このアプリの日本語化にあたっては、ちょこっとだけお手伝いしました(^^ゞ

Open Sesameを起動したAndroidタブレットでVOCAアプリDropTalkを操作している様子の動画をYouTubeにアップしていますので、興味のある方はご覧ください。
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AndroidOS用ハンズフリー入力支援アプリ【Open Sesame】を利用して頭を動かすだけでAndroid版VOCAアプリ【DropTalk】を操作する190117(←別ウィンドウが開きます)
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iPadネタの講演では、2019年1月14日のブログiOS版DropTalkのコミュニケーションキャンバスで読み上げ中のシンボルを拡大する方法で書いたように、手持ちのiPadを持参して参加者にアプリを試してもらうようにしています。

その中で定番となっているのはiOS版DropTalkの紹介と演習ですが、実際に触わってもらっている時に「借りたiPadのDropTalkは背景色が黒いものがあるのですが、どうやって設定するのですか?」と尋ねられることがあります。
背景色を黒にしたキャンバス
DropTalkユーザーの多くはご存知だと思いますが、使い始めた方向けに設定方法を動画化してYouTubeにアップしてみました。
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iOS版DropTalkの背景色を変える方法190116(←別ウィンドウが開きます)

興味のある方は良かったらご覧ください。
 
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来たる2019年2月17日(日)、ふくやまATさぽーと隊主催による【重症心身障がい児・者と支援者のための視線入力体験&相談会】が、広島県福山市において開催されることになりました。
190217視線入力体験相談会_案内チラシ
以下、主催者から届いた案内の一部を引用します。


1 日時
2019年2月17日(日)13:30~16:30(13:00~受付)

2 場所
福山市北部市民センター2階 学習室 ※エレベーター有
〒720‐1132 福山市駅家町倉光37-1

3 内容
(1)オープニング 13:30〜

(2)ミニ講演 13:35〜14:00
演題:視線入力ってなぁに?〜視線入力でデキルこと&必要な機器類について〜
講師:福島 勇さん(福岡市立今津特別支援学校教諭)

(3)体験会 14:00〜16:25
①視線入力体験
講師:引地晶久さん(西部島根医療センター作業療法士)、福島 勇さん(福岡市立今津特別支援学校教諭)

②視線マウスアプリ【miyasuku EyeCon Mouse】&視線入力にも対応した 意思伝達アプリ【miyasuku EyeCon SW】のデモ・体験・相談
講師:中島勝幸さん(株式会社ユニコーン社長)

③運動障害児・者が入力しやすいスイッチや VOCA 等のデモ・体験・相談
講師:戸室浩司さん(パシフィックサプライ株式会社広島営業所長))

(4)クロージング 16:25〜16:30

4参加対象 ※先着50組
重症心身障害児・者、その支援者(家族、療育・福祉・教育・保育担当者)、 運動障害児・者の視線入力や支援機器の活用に興味・関心のある方

5参加費 
一般2000円
障がい者、介助者1000円
※当日会場でお願いします

6参加申し込み方法
下記①〜③を記載した電子メールを mayukotarou2311@gmail.com 宛に送信して申し込んでください。
①名前、②障害の有無、③連絡先(電話番号・メールアドレス・住所)
また、視線入力や支援機器について尋ねたいことや困っていることがあれば、申し込みメールの最後に④質問として記入してください。

7問い合わせ先
Tel:090-1332-1592、Fax:084-976-8411 【ふくやまATさぽーと隊】堀田ゆみ

広島県福山市での視線入力の体験会は、おそらく初めてではないでしょうか。
福山市近郊の方で「書籍やネット情報で【視線入力】という言葉は知っているけれど体験したことは無い」と言われる方は絶好のチャンスです。

興味のある方は是非ご参加ください。

なお、案内チラシ(PDF)はコチラからダウンロードできますので、所属先や友人・知人へのお知らせにご利用ください。
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190217視線入力体験相談会in福山_案内チラシ

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Samの情報源は、本などの紙媒体よりもWeb情報がほとんどです。
その中で最もお世話になっている情報源は、日本福祉大学スポーツ科学部教授の金森克浩さんが主宰しておられるkintaのブログです。

特別支援教育におけるAT(Assistibve Technology:支援技術)やAAC(Augmentative and Alternative Communication:拡大代替コミュニケーション)に関する情報が盛りだくさんのブログですから、Samのブログを訪れてくださっている方の多くがご存知のことと思います。
パソコンを使う人のイラスト
そのkintaのブログには、AT・AAC関係の本という項目があります。
我が国で購入可能な本が網羅されていますので「やっぱり情報は本から!」と言われる方は是非チェックしてみてください。

以下、kintaのブログAT・AAC関係の本に記載してある本のタイトルを引用します。


1.金森が関わった本
◯はげみ No.380「視線入力でらくらくコミュニケーション2」
◯はげみ No.374「視線入力でらくらくコミュニケーション」
◯知的障害特別支援学校のICTを活用した授業づくり
◯決定版!特別支援教育のためのタブレット活用
◯学校でのICT利用による読み書き支援 合理的配慮のための具体的な実践
◯特別支援教育の実践情報
◯肢体不自由児のためのタブレットPCの活用
◯〔実践〕特別支援教育とAT(アシスティブテクノロジー)第7集
◯〔実践〕特別支援教育とAT(アシスティブテクノロジー)第6集
◯〔実践〕特別支援教育とAT(アシスティブテクノロジー)第5集
◯〔実践〕特別支援教育とAT(アシスティブテクノロジー)第4集
◯〔実践〕特別支援教育とAT(アシスティブテクノロジー)第3集
◯〔実践〕特別支援教育とAT(アシスティブテクノロジー)第2集
◯〔実践〕特別支援教育とAT(アシスティブテクノロジー)第1集
◯特別支援教育におけるATを活用したコミュニケーション支援
◯マジカルトイボックスのアイデア&ヒント+77 障がいの重い子の「わかる」「できる」みんなで「楽しめる」
◯マジカルトイボックスの 教材&アイデア100連発 障がいの重い子の「わかる」「できる」みんなで「楽しめる」
◯はげみ No.350「教育・療育におけるコンピュータの活用」
◯はげみ364号「生活を豊かにする支援機器の活用2」
◯【改訂版】障がいのある子の力を生かすスイッチ製作とおもちゃの改造入門
◯はげみ「生活を豊かにする支援機器の活用〜障害の重い子どもたちへのAACの活用〜」

2.中邑さんの本
◯AAC入門(中邑賢龍)
◯発達障害の子どもの「ユニークさ」を伸ばすテクノロジー
◯学校の中のハイブリッドキッズたち
◯タブレットPC・スマホ時代の子どもの教育
◯バリアフリー・コンフリクト
◯黙って観るコミュニケーション

3.坂井さんの本
◯自閉症や知的障害をもつ人とのコミュニケーションのための10のアイデア
◯ケータイで障がいのある子とちょこっとコミュニケーション

4.その他
◯視覚シンボルで楽々コミュニケーション 障害者の暮らしに役立つシンボル1000 CD-ROM付き ★2(おかわり)★
◯特別支援教育ですぐに役立つ! ICT活用法: ソフトバンクによるモバイル端末活用研究「魔法のプロジェクト」の選りすぐり実践27
◯視覚シンボルで楽々コミュニケーション 障害者の暮らしに役立つシンボル1000 CD-ROM付き
◯特別支援教育のための「ちょいテク」支援グッズ36 アシスティブテクノロジー・小ネタ集
◯特別支援教育・おすすめ「ちょいテク」支援グッズ31
◯読み書き障害のある子どもへのサポートQ&A
◯特別支援学校におけるアシスティブ・テクノロジー活用ケースブック
◯アシスティブ・テクノロジー活用のためのガイド 〔ATG〕

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「肢体不自由児のiPad活用について教えてください」というリクエストされた講演では、iOS版DropTalkを紹介することが多いSamです(と言ってもHMDT社の社員ではありません)。

そのような講演では、手持ちのiPadを持参して参加者にアプリを試してもらうようにしていますが、「参加者がiPadやiPhoneを持ってきても良いですか?」と尋ねられることがあります。
そのような場合は、事前に「DropTalkをインストールしておいてください」と連絡しておいて持参してもらうようにしています。
自分の持ち物の方が後々使えるからですね。

実際に触わってもらっている時、自前のiPhoneやiPadを使っておられる方から「借りたiPadのDropTalkはシンボルが大きくなるのですが、私のDropTalkはシンボルが大きくなりません。壊れているんですか?」と尋ねられることがあります。
シンボルの拡大
そんな時、「壊れているんじゃないんですよ。DropTalkにあらかじめ付いている機能なんです。」と答えています。

すると、「音声が出ている間シンボルが大きく表示されていれば、『今このシンボルの言葉が出ているんだな』と子どもが分かりやすいですね。やり方を教えてください。」という言葉が返ってきますので、その設定方法について紹介するようにしています。

毎回、尋ねられますので、その設定方法を動画化してYouTubeにアップしました。
 ↓ ↓ ↓

iOS版DropTalkのコミュニケーションキャンバスで読み上げ中のボタン(シンボル)を拡大する方法190113(←別ウィンドウが開きます)

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