Sam's e-AT Lab

障害による困難さのある子どもたちの学習や生活を豊かにするためのe-AT(electronic Assistive Technology=電子的支援技術)に関する話題

「怪人カステ〜ラ」こと長崎県立諫早特別支援学校に勤務しておられる西村大介さんから、標記セミナーの案内が届きました。
181215eATセミナーin長崎大学案内チラシ(表)
181215eATセミナーin長崎大学案内チラシ(裏)
主催は、長崎県立特別支援学校の教員有志で作っている【長崎支援技術研究会(e-AT NAGASAKI)】というグループ!
このグループは九州内でも勢いがあります。

以下、案内チラシからセミナーの概要を引用します。


近年、特別支援教育の現場では、ICT(情報通信技術)やAT(支援技術)の活用が進められています。
長崎支援技術研究会(e-AT NAGASAKI)は、それらの技術を活用するより良い方法について考える研修会や展示会を開催しています。
これまでに佐世保地区や諫早地区で開催した研修会では、特別支援教育にかかわる教職員をはじめ、医療関係者、大学生等多くの方に参加いただき、職種や立場を超えて共に学びを深めてきました。
この度、長崎大学教育学部の協力を得て、長崎地区で初めての研修会を開催できる運びとなりましたので、ご案内申し上げます。
本研修会は、聞くだけではなく、どなたでも参加できるワークショップや機器の体験会も計画しています。
この機会に、特別支援教育の現場で活用されている支援技術に触れてみませんか?普段着でお気軽にご参加下さい。

【日 時】
2018年12月15日(土)13:30~16:30

【場 所】
長崎大学教育学部32番講義室、33番講義室、第1コンピュータ室

【内 容】
講演、実践発表、ワークショップ、教材・機器展示、機器体験

【参加費】
500円 (ワークショップ1は別途材料費が必要です)
・参加費は、当日受付にてお支払いください。
・ご家族で参加の場合、子供(高校生まで)の参加費は無料です。

【プログラム】
13:00~13:30 受付

13:30~14:00 オープニング
◯ファシリテーター 友永 光幸 氏(長崎大学教育学部)
◯イントロ「特別支援教育におけるAT・ICT活用の基礎・基本」 西村 大介 (長崎県立諫早特別支援学校 教諭、e-AT NAGASAKI代表)

14:00~15:10 トークセッション
◯実践発表 「楽にデキる!をテクノロジーで」 待木 浩一 氏(福岡県立築城特別支援学校 教諭)
◯講 演 「VR・ARテクノロジーが創造する次世代の教育」 瀬戸崎 典夫 氏(長崎大学 教育学部)

15:10~16:20 アクティビティ
◯ワークショップ1「アートの授業にICTでワンポイント(予定)」(材料費お一人100円)講師 松永 篤宜 氏 (長崎県美術館) 
◯ワークショップ2「iOSアプリを活用した学習支援」 講師 e-AT NAGASAKI 会員
※ワークショップは、同じ内容を繰り返して開催します。
※参加申し込みは、当日受付にてお願いします。
◯展示(屋台)
AT関係の研修会では、支援機器を展示したり、実践発表を紹介したりするブースを「屋台」と呼び、まるでお祭りの出店のように賑やかな雰囲気の中で体験したり、学んだりすることができます。ICTを活用した遊びの工夫や学びにくさに応じたiOSアプリの活用方法などのワークショップ、 VR、視線入力装置やロボットなど先進的技術や自作教材などの屋台が出店予定です。
※障害者プログラマー吉村隆樹氏の屋台も登場

16:20~16:30 クロージング

【申し込みについて】
メールまたは申し込みフォームにて、 【1ご所属、2氏名、3懇親会の参加・不参加】をお知らせください。
メール → eat.ngsk@gmail.com
申し込みフォーム → https://goo.gl/forms/QedyjXjnWclsZyEq2
※申し込み締め切りは12月10日

九州エリアでは、各県にICTやAT活用に関する研究グループがあり、研修会等を開催しています。
そのほとんどが、特別支援教育に携わる教員を対象としていることが多いのですが、【長崎支援技術研究会(e-AT NAGASAKI)】主催の研修会は、教員以外の職種や当事者およびその家族にも広く呼びかけておられ、会場は活気に満ち溢れています。
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行ってきました!e-ATミーティング in いさはや

Samは福岡エリアのPTさんやOTさん向けの視線入力マイスター養成講座がある関係で参加できませんが、ICT・ATの活用に興味のある皆さんは是非ご参加ください。

案内チラシのPDFファイルはコチラからダウンロードできます。
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181215eATセミナーin長崎大学案内チラシ

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福岡県立F特別支援学校に在籍しているRさんは、PPSスイッチや視線入力を自在に操り、コミュニケーションや教科の学習に活用している小学4年生です。
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視線入力装置でさまざまな活動ができるようになったSMA1型の女の子

11月16日のFacebookで、お母様から「明日、学校でバザーがあります。Rが描いた絵で作ったカレンダーとメモカード、年賀状を販売するそうです。」というお知らせが届きましたので行ってきました。

Rさんが販売していた作品は、視線入力を活用してWindows10標準のアプリ【ペイント3D】で描いたカレンダー、メモ用紙、ポストカード、年賀状でした。
描かれた絵はいずれもクオリティが高く、絵心が無いSamには到底描けません。
メモ用紙とカレンダー
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SamがGETしたメモ用紙とカレンダー
メモ用紙
カレンダー
年賀状
カレンダーの数字や年賀状の賀詞もすべて視線入力とペイント3Dで描いたそうです。
亥の絵を描く
視線入力でマウスを操作するためにmiyasuku EyeCon SWを使っているRさん...
年賀状の賀詞を3Dペイントで描く
担任の先生が作ったパソコン教材やAndroidエミュレーターアプリで教科の学習に取り組んだり、iPadの動画編集アプリ【iMovie】で動画を編集したり、プログラミングに取り組んだりと、ICTをフルに活用して学習のみならず生活に【デキルこと】を生かしているRさんから目が離せませんね(^o^)/
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現任校では、今年度からクラスに1台のiPadが整備されるようになり、その活用が進んできています。

職員室でも先生方から「Keynoteでプレゼン作ろう」「AirDropで写真を送って」「DropTalkのコンテンツを作りたい」「電子絵本を作ろうと思うんだけどOurStoryとSoundingBoardどっちが作りやすい?」「この前の学習の様子をiMovieで編集したから見て」といった言葉が飛び交う日々です。

子どもたちの殆どが車椅子で移動する関係で、iPad(学校備品や個人の持ち込み品)を車椅子に取り付けて会話に使っている子どもたちもいます。
車いすに取り付けたiPadで挨拶を交わす二人
先日、タイトルのような問い合わせが数件寄せられましたので、備忘録の意味で、ちょこっとまとめてみます。

現任校では、iPadを車椅子に固定する際、以下のような機器構成にしています。(公費で購入して揃えています)
※いずれもAmazonで購入できます。

Manfrotto社スーパークランプ035C
Manfrotto社バリアブルフリクションアーム244N
ETSUMI社止めネジ オスオスE-6603またはSMALLRIG社ダブルヘッドスタッド 1/4オス - 1/4オススレッドネジアダプタ
サンコー社カメラ三脚用タブレットデスクCLHCMAN3 
取り付けるための機器構成
上記②&③の代わりに下記の⑤でもOKです。
Manfrotto社クイックリリースプレート付きバリアブルフリクションアーム244RC

そして、④サンコー社カメラ三脚用タブレットデスクCLHCMAN3にiPadを取り付けて、車椅子のフレームに①Manfrotto社スーパークランプ035Cをしっかりと固定しています。
iPadを車椅子に取り付けた例
以上、あくまでも例としてご理解ください。
他にも良い固定方法があると思いますが、脳性まひなどにより意図せずにiPadを押さえつけてしまう子どもにとっては使いやすいようです。
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障害があるために紙の教科書を読むことが難しい児童・生徒のために音声教材を提供している団体であるAccessReading事務局から標記の案内が届きました。
181129AccessReading体験講座
これまで、主に首都圏で開催されることが多かったAccessReading体験講座ですが、今回、長崎大学教育学部石川衣紀准教授の協力を得て、九州・長崎で開催されることになりました。

AccessReading体験講座の案内チラシはコチラ
 ↓ ↓ ↓
案内チラシ(PDF)

以下、体験講座の詳細についてこくちーずから引用します。


【イベント詳細】
AccessReadingは、紙の教科書を読むことが難しい児童・生徒のために、音声教材を提供している団体です。
AccessReadingが提供している音声教材とは、教科書を、PCやタブレットで読み上げさせたり、拡大をしたりしながら学習できるものです。
特別支援に関わる教職員、教員志望の学生、大学院生を対象として開催します。
この体験講座では参加者がPCかiPadを持参して頂き、その上でそれらの活用法を解説します。

【日時】
11月29日(木)18:00〜20:00

【場所】
長崎大学 文教キャンパス 教育学部棟2階22番講義室

【対象者】
特別支援に関わる教職員、教員希望の学生、大学院生など

【内容】
• AccessReadingの概要説明
• パソコンやiPadを使用して教科書や本を読んでみよう (体験講義)
• テクノロジーを利用した児童生徒の事例紹介
• 自由質問会

【持ち物】
iPad または Windows PC
※どうしても準備できない、という方は事務局までメールで連絡をお願いします。

【費用】
無料

【申し込み時の注意】
人数の欄には参加される方全員分の数を入力した上で、参加者全員のお名前を申込フォームの該当欄に御記入して頂くようお願い致します。
申し込みを行いますと、事前アンケートが送られます。
御回答の上御参加下さい。

【主催】
東京大学先端科学技術研究センター AccessReading 事務局

【協力】
長崎大学 教育学部 特別支援教育コース 准教授 石川 衣紀

【お問い合わせ】
東京大学先端科学技術研究センター・人間支援工学分野
〒153-8904 東京都目黒区駒場4-6-1 3号館311号室
E-mail:info@accessreading.org


申し込みはこくちーずからどうぞ

 ↓ ↓ ↓

https://www.kokuchpro.com/event/62787677f0c572e274baf3555ba9288c/


Samの勤務校でも肢体不自由による読み書きに困難さのある子どもがから提供してもらったデジタル化した教科書データを使って学習しています。
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行ってきました!〜文部科学省主催平成30年度音声教材普及推進会議in鹿児島
文部科学省平成30年度音声教材普及推進会議の配布資料が公開

ディスレクシアなどの障害により読み書きに困難さのある児童生徒に関わる教職員、教員希望の学生、大学院生などの方は一度参加してみてはいかがでしょうか。

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パソコンのキーボードで文字を入力しようとする際、ローマ字入力を利用する方が多いと思います。
しかし、文字を習いたての小学校低学年の子どもたちや現役時代にパソコンが無かった高齢者の方々にとっては、ローマ字入力が難しい場合があります。

Samの前任校でもそういう子どもさんがいましたので、Facebookの友達から教えてもらったダイヤテック社簡単!ひらがなキーボードというキーボードを入手して使ってもらっていました。
簡単ひらがなキーボード
簡単ひらがなキーボード外観

対応OSはWindows 98/Me/2000/Xp/Vistaとなっていますが、Windows8.1でも動作しました(2015年7月時点)。
しかし、現時点では生産中止になっており、Amazonで在庫限りのようです。

そこで、別の商品が無いかと思いググってみたところ、福祉メディアステーション飛騨ブランチさんのサイトで興味深い情報を見つけました。

通常のキーボードのキー信号を変更するためのソフトウェアDvorakJをインストールして設定し、作成したシールをキートップに貼るだけのようです(下の写真は福祉メディアステーション飛騨ブランチさんのサイトから引用)。
 ↓ ↓ ↓
50音順キーボード
設定用ソフトウェアDvorakJは無償で配布されていますので、費用はシール用紙だけです。
DvorakJの設定方法はコチラで解説してあります。
 ↓ ↓ ↓
DvorakJのインストールと設定

必要な方は試してみられてはいかがでしょうか?
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