2019(平成31)年2月1日(金)の10:30〜12:00、今年度3回目となる保護者向けICT活用講座を行いました。
今回のテーマは「視線入力について〜視線入力でデキルこと&必要な機器類〜」

まずは、以下の内容について機器のデモをしながら説明。


1 視線入力とは?
視線追跡装置で眼球の動きを検知して、パソコンやタブレット端末のマウスを操作する仕組みのことです


2 視線入力で何がデキル?
パソコンやタブレット端末のマウスを操作することができます
①スクリーンキーボードを表示して文字をタイプする〜文章作成、メール

②VOCAアプリを利用して音声で意思を表出・伝達する〜会話、AIスピーカーの活用

③認知学習 → 「この子は分かっている」ということを周囲の人が分かるようになります

④ゲームを楽しむ、動画を見る、ネットサーフィン

⑤エミュレータソフトを介してAndroidアプリを使う


3 ローコストで視線入力するために必要な機器類
①Windows10 パソコン(可能なら 21〜24 インチの外付けディスプレイ)
Core i5 以上の CPU、メモリ 4GB 以上、SSD128GB 以上、15.6 インチディスプレイのノートパソコン
※ タッチパネル式のディスプレイが付いたノートパソコンであれば、なお良い

②ローコスト視線追跡装置 Tobii Eye Tracker 4C ※Amazon で買えます

③視線マウスアプリ miyasuku EyeCon LT

④使用目的に応じたアプリ

⑤固定具は必須
パソッテル、アシスタンド、ポータブルセット
※視線入力の成否を決めるのは固定です

その後、子ども役と先生役の二人1組になって視線入力を体験していただきました。
試していただいたアプリは以下の3種類です。

①入力練習アプリEye MoT 3D Game_00風船割り

②視線マウスアプリmiyasuku Eye Con LTを起動した状態で、楽器演奏アプリSOUNOS VALKAで演奏

③入力練習アプリEye MoT 3D Game_01射的
視線入力を体験している保護者01
インフルエンザが猛威を奮っている関係で、事前に参加申し込みがあった20名のうち約半数が欠席というちょっと淋しい状況でしたが、体験していただくには時間が十分にとれたように思います。
視線入力を体験している保護者02
「当日、参加できなかった保護者に見てもらいたい」というPTA役員さんの要望を受けて、同僚に撮影してもらった動画をYouTubeにアップしました。
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190201今津特別支援学校PTA主催第3回保護者向けICT活用講座(←別ウィンドウが開きます)
なお、当日配布した資料はコチラからダウンロードできます。
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配布資料(PDF)