赤ちゃんが発達していく上で、オモチャとの関わりは大切だと言われています。
しなしながら、重度・重複障害と診断・評価されている子どもたちの中には、肢体不自由があるために手指による操作が困難なためオモチャで遊べないことがあります。

一方、「手指は動かせないけれど目は動かせる」「テレビやビデオはよく見ている」といった子どもさんが、【見る】だけで映像や音をON/OFFするなどの操作ができれば、【見る(原因)】と【映像や音が変化する(結果)】という因果関係の理解につながる学習が展開できるようになります。

Samの勤務校では、視線で入力して因果関係の理解に繋がる学習用Windowsアプリとして、以下のものを利用しています。

①島根大学の伊藤史人さんがプロデュースしておられる視線入力練習用ゲームアプリEyeMoT 2DEyeMoT 3D

②音楽演奏アプリSOUNOS VALKA

③描画アプリTux Paint

④視線入力練習用ゲームアプリLight Box

⑤視線入力練習用ゲームアプリLook To Learn(お試し版)

⑥エミュレーターソフトBlueStacksを利用してWindows PCにインストールしたAndroid版無料知育アプリ各種

いずれも無料でインターネットからダウンロードできるものばかりです。

最近、現任校の子どもたち数名に人気のアプリが、⑤Look To Learn(お試し版)!

Look To Learnは40種類の学習用コンテンツがある有料版(税抜80,000円)と6種類の学習用コンテンツがあるお試し版とがありますが、お試し版でも十分に活用できるアプリだと思っています。
01Look To Learn起動画面
Look To Learn2種類のゲーム
Creative Colouring
Look To LearnのScenes and Soundsに入っているCreative Colouringというアプリを楽しんでいる子どもの様子をYouTubeに動画をアップしていますので、興味のある方はご覧ください。
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190204小2年-EyeTracker4Cと知育アプリ【LookToLearn】のCreative Colouringを利用して視線入力で注追視能力の向上を図る20190205_02#0307