2019年1月10日のブログ2019年2月9日は鹿児島へGO!〜九州e-AT研究会in鹿児島で紹介した研修会に参加してきました。
プログラム
まず、主催者である鹿児島AT研究会会長で会場の鹿児島県立加治木養護学校校長坂上 茂さんの挨拶で開会。

坂上 茂さんは、我々から工場長と呼ばれるほどにAssistive Technologyを活用した教材作りに長けた方で、子ども一人ひとりのニーズに応じて細かい配慮が随所に見られるツールを開発しておられます。
挨拶する坂上さん
続いて、九州e-AT研究会の会長代行待木 浩一さん(福岡県立築城特別支援学校教諭)による「九州e-AT研究会の説明」

リレートーク1人目は、Kosen-AT代表清田 公保さん(熊本高専人間情報システム工学科教授)による「Kosen-ATの取組について」。
待木さん清田さん
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機器トラブルにも関わらず余裕の笑みを浮かべながらしゃべりでカバーする待木さん(左)と機器トラブルに対処しようとする清田さん(右)

リレートーク2人目は、岩手県盛岡市からオンラインで参加してくれた伊藤 史人さん。
当日、岩手県小児保健学会において「特別支援学校の訪問教育における唾液アミラーゼ測定を用いた重度重複障害児のストレス推定」という演題で発表する菊池 直実さん(岩手県立盛岡青松支援学校教諭)も一緒に登場してくれました。
菊池さんと伊藤さん
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会場のスクリーンに映し出されたオンライン講演してくださった伊藤さん(右)と菊池さん(左)

当日、菊池 直実さんが紹介してくださった研究「特別支援学校の訪問教育における唾液アミラーゼ測定を用いた重度重複障害児のストレス推定」のプレゼン資料は、コチラで読むことができます。
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https://ameblo.jp/naoblauhimmel/entry-12439272939.html

リレートーク3人目は、金森 克浩さん(日本福祉大学スポーツ科学部教授)による「障害の重い子ども向けの 視線入力装置を使いこなすためのオンライン動画」
金森さん
金森さんのプレゼンタイトル
当日のプレゼン資料は、金森 克浩さんのブログ記事からダウンロードできます。
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http://www.magicaltoybox.org/kinta/2019/02/09/18782/

リレートーク4人目は、大杉 成喜さん(皇學館大学教育学部教授)による「ゲームを通して視線入力が上達したら、さらにe-Sportsで勝つことを体験しよう」
講演する大杉さん
みやびproject代表である宮崎県在住の岡元 雅さんと協力して、視線入力でニンテンドーSwitchの操作をコントロールするシステムを開発した大杉 成喜さんは、e-Sportsの拡大を提唱されています。

リレートーク5人目はSamによる「Tobii Eye Tracker 4CとWindowsPCを使った視線入力で「デキルこと」を活かす」
講演するSam
ちょっとしたハプニングがありましたが、坂上さんと金森さんのご厚情のおかげで何とか乗り切ることができました。

講演会場の様子はこんな感じ(坂上さんのドローンで撮影)
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ドローンで撮影した講演会場の様子
リレートークの後は屋台コーナー!
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松永さん
視線でマリオカートを操作する岡元さん
屋台コーナー01
屋台コーナー02
Samの屋台にはヒナさんが来てくれて、視線入力を試してもらいました。
ヒナさんについては、伊藤 史人さんがブログ記事薩摩のせんだいのひなさんに会いに行く。で紹介してくださっています。
ヒナさんが使っているATを紹介したYouTube動画はコチラ
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右目でキャリブレーションした後、EyeMoT 3D Game_00風船割りEyeMoT 3D Game_01射的でウォーミングアップ。
その後、miyasuku EyeCon SWで文字タイプも試してもらいました。

以前、体験した時はキャリブレーションがうまく取れなかったため文字タイプまでいかなかったそうですが、金森 克浩さんに協力してもらってキャリブレーションが取れましたので、サクサク視線入力できたヒナさん...
次のプロジェクトに向けて前進です!
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ヒナさん
当日の感想をヒナさんがパソコンで書いてくれました。
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ヒナさんが書いた感想文
今回は、3月末日で定年退職される坂上 茂さんにお世話になった者が講師として集まり、非常に中身の濃い研修会になりました。
金森さんSam大杉さん坂上さん
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左から金森さん、Sam、大杉さん、坂上さんのアラ還4人衆