講演などで「Androidを使っているのですが、iPadのアクセシビリティのような機能はありませんか?」と尋ねられることがあります。
そんな時「Android OSを作ったGoogleのサイトにAndroid ユーザー補助機能の概要というページがあります。」とお答えするようにしています。

Android ユーザー補助機能の概要というページの中には、以下の機能が紹介されています。


1 スクリーンリーダーを使用する
【TalkBack】
TalkBack スクリーンリーダーを有効にすると、タップと音声フィードバックを使用してデバイスを操作できます。
TalkBack が、操作の内容を説明したりアラートや通知を知らせたりしてくれます。

【選択して読み上げ】
音声フィードバックを特定の状況でのみ使用したいときは、選択して読み上げを有効にします。
画面上でアイテムを選択すると、その名前や説明を音声で聞くことができます。
また、カメラで捉えたテキストを音声で聞くこともできます。

2 表示を変更する
【表示サイズとフォントサイズ】
表示サイズまたはフォントサイズを調整して、画面上のアイテムのサイズを変更できます。

【拡大】
拡大機能を使用して、一時的にズームインしたり画面を拡大したりできます。

【コントラストと色の設定】
高コントラスト テキストダークテーマ、色反転色補正を使用して、コントラストや色を調整できます。

3 操作のコントロール
【Voice Access】
Voice Access を利用すると、音声コマンドでデバイスを操作できます。アプリの起動や、移動操作、テキストの編集を、手を使わずに音声で行えます。

【スイッチ アクセス】スイッチ アクセスを利用すると、タッチスクリーンの代わりにスイッチを使用して Android デバイスを操作できます。スイッチやキーボードを使用してデバイスを操作できます。

【操作までの時間(ユーザー補助タイムアウト)】
操作が必要にもかかわらず短い時間しか表示されないメッセージの表示時間を指定できます。

4 点字ディスプレイを使用する
【BrailleBack】
点字ディスプレイを Bluetooth でデバイスに接続できます。
BrailleBack と TalkBack を併用することで、音声と点字を組み合わせて、テキストの編集やデバイスの操作を行えます。

5 音声と画面上のテキスト
【字幕】
デバイスの字幕設定(言語、テキスト、スタイル)を選択できます。

【自動字幕起こし】
Pixel デバイスでは、自動字幕起こし機能により、スマートフォンで再生中のメディアに自動的に字幕が表示されます。

【音声文字変換】
音声文字変換を使用すると、音声をキャプチャして、画面にテキストとして表示できます。

【音声増幅】
音声増幅を有線ヘッドフォンで使用すると、周囲の状況に合わせて音声が増幅され、ノイズが除去されます。

【補聴器のサポート】
補聴器と Android デバイスをペア設定すると、より鮮明に音声を聞くことができます。

【通話中のリアルタイム テキスト(RTT)】
RTT を使用すると、通話中にテキストを使用して会話できます。

Android端末は、機器によってOSのアプデートが可能かどうかがはっきりしていなかったり、メーカーによってユーザー補助機能が付加されていなかったりすることがありますので、注意する必要があります。

と、ここまで書いていたら、いつもお世話になっている日本福祉大学の金森 克浩さんが、ご自身のブログでAssistive Touchのことをアップしておられることを知りました。
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Androidでもアシスティブタッチができます.それもアプリで

元ネタはコチラのWeb記事だそうです。
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AndroidでAssistiveTouchを使う方法! iPhone独自機能をすべてのスマートフォンで再現しよう

上記のWeb記事には、iPadOS13のコントロールセンターやAssistive TouchのようなAndroidアプリもあるという内容の記述もありましたので、Google Playを検索してIOSコントロールセンターと支援タッチというアプリを手持ちのAndroidタブレットにダウンロードしてみました。
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iOSコントロールセンターアプリ
アプリを起動してAssistive TouchをONにすると、フローティングメニューボタンが表示されます。
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Assistive Touchのフローティングメニューボタン
フローティングメニューボタンをタップするとAssistive Touchメニューが表示されます。
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Assistive Touchメニュー
こういったiPadOSのようなアプリが多数存在するというのは、Androidの優れている点かもしれません。
ただし、アプリレビューにもよく書かれていますが、無料アプリでは広告が頻繁に出現するので煩わしさは感じますが...
Androidユーザーの方でiPadOSのようなAssistive Touch機能を必要としておられる方はお試しください。