2019年1月18日のブログAndroid端末でハンズフリー入力できるアプリ【Open Sesame】で紹介したOpen Sesameのことを覚えていらっしゃるでしょうか?

Open Sesameは、顔を動かすだけでマウスポインターを操作できる入力支援アプリです。

顔を動かすだけでマウスポインターを操作することをFace Trackingと呼ぶのですが(Head Trackingと呼ぶこともあります)「Open SesameがWindowsにも対応したよ。7日間限定で使えるようにしているので試してみてね。」という知らせが開発元のSesame Enable社から届きました。

さっそくコチラからダウンロードして試してみました。
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Open Sesame for Windowsのダウンロード先へ
※ダウンロードする際、Sign In用としてメールアドレスとパスワードの入力を求められます。
Windows版Open Sesameのアイコン
Open Sesame for Windowsのアイコンを起動するとSign In画面が開き、承認されると顔認証が始まります。
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OpenSesame顔認証開始のPC画面
顔認証中は、このような画面が表示されます。
鼻の位置に青色のドットが表示されれば、PCのカメラが顔を認識していることになり、そのまま顔を動かさなければ数秒で認証が終わります。
PCのカメラと顔の距離は40〜60cmが推奨だそうです。
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OpenSesame顔認証中のPC画面
顔認証が完了すると、PC画面の中に透過した自分の顔が映ります。
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OpenSesame顔認証完了のPC画面
Open Sesame for Windowsによる顔認証が完了したら、顔を動かしてみます。
すると、顔の動きに合わせてマウスポインターが動き始めるようになります。

Open Sesame for Windowsを起動した状態でLook To LearnSOUNOS VALKAWindows版DropTalkの3つのアプリが顔を動かすだけで使えるかどうかを試してみました。
予想以上に思った位置にマウスポインターを動かすことができます。

使用したノートパソコンのディスプレイは13.3インチでしたが、ディスプレイの四隅にマウスポインターを動かすのにやや努力が必要でした。
ふだんTobii Eye Tracker 4Cでの視線入力に慣れているので、そのように感じたのかもしれません。

Face Tracking用入力装置Tracker ProSmartNav 4は、被った帽子や額に反射シールを貼って使うのため、被り物や額にシールを貼るのが苦手な人がいます。
その点、Open Sesame for Windowsは、ノートパソコンのインカメラやWebカメラさえあれば利用できますので、使いやすいのではないかと思います。

文字で書いても分かりにくいと思い、試している様子の動画をYouTubeにアップしました。

クリック操作についてですが、デフォルトではPCのスペースキーでを行うようになっています。(撮影時もクリック操作はスペースキー入力で行いました)
まだ試していませんが、一定時間マウスポインターを停留させればクリック操作が可能になる設定が用意されているものと思われます。

Samが試してみた感触では、AbleNet社Tracker ProAppleのオンラインストアでも販売しています)やSmartNav 4よりも反応が良いと感じました。

7日間限定ですが、無料で試すことができますので、興味のある方は是非!

ちなみに、Lifetime Licenseは$999ですが、現時点ならば$699に割引されるようです。