2019年6月11日のブログiPad/iPhoneをマウスで動かすためのインターフェイスAMAneo BTi(アマネオビーティーアイ)や6月21日のブログAMAneo BTiの解説動画をこっそりアップしていますやFacebookの投稿をご覧になられた方々から以下のような質問が届きました。


AMAneo BTiは、すべてのUSBポインティングデバイスが使えますか?

②ウチの子は進行性の筋疾患のため手指の可動範囲が狭く力が弱いです。
トラックパッドは使えるのですが、クリック操作は難しいです。左手でトラックパッドをスリスリして左足指に貼り付けたピエゾセンサーなら操作できます。
トラックパッドとスイッチ1個でAMAneo BTiで使うにはどうしたら良いでしょうか?

ワンキーマウスを使ってPCに入力しています。
使いたいアプリがiPadにあるのですが、進行性筋ジストロフィー症のため手指の可動域が狭く、画面タップができないのでiPadを使うことをあきらめていました。
AMAneo BTiワンキーマウスを繋いで使うことはできますか?

①の質問について...

Samが検証したポインティングデバイスのうち、特定非営利活動法人こことステップさんのらくらくマウスⅡAmazonで比較的安価に購入できるLogicool社のトラックボールTM-150rの2種類が、AMAneo BTiのUSBポートに挿しても認識されませんでした。

しかし、AMAneo BTiをiPadとBluetooth接続したまま、iPadのLightningポートにApple社のLightning - USBカメラアダプタを接続して、そのアダプタに上記のポインティングデバイスを挿してみたところ、マウスカーソルを動かすことができ、左右のクリックスイッチも反応しました。

Lightningポートを持つiDevicesであれば、Apple社のLightning - USBカメラアダプタまたはLightning - USB 3カメラアダプタがあればOKですし、USB-Cポートを持つiPad Pro(第3世代)であれば、Apple社のUSB-C - USBアダプタがあればOKです。

どういう理由なのかは分かりませんが、課題は解決できました。

②の質問について...

AMAneo BTi
をiDevicesとBluetooth接続すると、マウスカーソルのマークと併せてAssistive Touchのアイコンが画面に表示されます。

したがって、AMAneo BTiにトラックパッドを接続し、AMAneo BTiのスイッチポート【Touch】に外部スイッチ(質問者の場合はピエゾセンサー)を繋ぐことによって、左手でトラックパッドを操作しながら、左足指に貼り付けたピエゾセンサーへの入力だけで課題解決できそうです。

③の質問について...

AMAneo BTiワンキーマウスを接続して、ワンキーマウスに繋いだ1個の外部スイッチへの入力だけでマウスカーソル移動とクリック操作は可能です。

以上のように文字で書くだけでは分かりづらいと思いますので、動画化してYouTubeにアップしました。



興味のある方は、ご覧ください。

また、《AMAneo BTiのUSB-Aポートに接続したポインティングデバイス》と《iPadのLightningポートにApple社のLightning - USBカメラアダプタのUSB-Aポートに接続したポインティングデバイス》が同時に使えるかどうかも試してみましたので、こちらもご覧ください。