atacLabさんのAACオンデマンド第5弾が公開されました。

タイトルは言語障害はあるが言語理解はあり指差しや視線が使える人とのコミュニケーションです。

東京大学先端科学技術研究センターの中邑 賢龍さんが、「言語理解はあり、指差しや視線が使える言語障害のある人とのコミュニケーションの方法」について解説しておられます。

メモのため、プレゼンで表示された文言を以下に記録しておきます。


考えられる様々なコミュニケーション手段

(1) 残存音声の活用 聞き取りの工夫

(2) ジェスチャーやサイン

(3) 字を書く 筆談や空書

(4) 手・頭・足によるポインティング
  物を指示 身体・棒やレーザーポインタの活用
  文字盤・写真・絵を指示
  キーボードのタイピング
   *様々なアクセシビリティ機能

(5) 視線によるポインティング
  視線コミュニケーションボード
    読み手の訓練が必要
  視線入力装置

動画の8:00頃から視線入力装置のことについても触れておられます。

医療福祉系専門学校の言語聴覚学科で非常勤講師をしていた頃、必ず取り扱っていた内容です。

ちなみに、atacLabさんがアップされた過去4本の動画は、以下のブログ記事で紹介しています。

2019年4月16日のブログ〜【必見】支援技術とは...を語るYouTube動画
2019年5月1日のブログ〜【必見】AACとは...を語るYouTube動画
2019年5月30日のブログ〜【必見】障害の理解...を語るYouTube動画
2019年6月29日のブログ〜【必見】支援者として必要なコミュニケーションの基礎知識...を語るYouTube動画

いずれも、障害者支援に携わっておられる方にとっては参考になると思います。
ぜひ一度ご覧になってみてください。