2019年10月22日のブログでiOS13/iPadOS13のマウスサポートでも使えるようにUSBマウスを改造してみましたを書いてから一ヶ月後...

現任校のPTA役員さんから「PTAバザーで子どもたちが楽しめるような【おみくじ】コーナーを企画しているのですが、スイッチ入力だけで『◯◯番の景品が当たった』ってことが分かるようなiPadのアプリありませんか?」という相談がありました。

そこで、App Storeを探してみてヒットしたのがくじアプリ
くじアプリのスクショ
このアプリは、タップするだけでくじ引きマシーンが動いて当たり番号が表示されるのですが、タップ操作を子どもたちが外部スイッチ入力で行う方法を工夫する必要があります。

そこで、iPadOS13のマウスサポート機能を利用して、子どもコーナーを担当するお母さんがマウスを操作してタップ位置にマウスカーソルを動かしてもらう方法を提案しました。

それを具現化するために、原田 美代子さんがFacebookで公開しておられたBluetooth改造マウスを作ることにしました。

まずは、Amazonで最安値だったELECOM社のBluetoothマウスM-BT12BRを購入!
BluetoothマウスM-BT12BR
届いたBluetoothマウスM-BT12BRの裏蓋を開けて部品を取り出します。
BluetoothマウスM-BT12BRの部品
裏蓋のネジ頭は三角形なので、専用のドライバーが必要になります。
裏蓋のネジ頭と三角形ドライバー
次に、マウスの本体から基板を取り外して、左クリック用スイッチが固定されている部分に3.5mmモノラルミニジャックが付いたコードをハンダ付けしていきます。
ハンダ付けしている様子
ハンダ付け完了
ハンダ付けが完了した基盤
ハンダ付けが終わった基板をマウス本体にはめ込みます。
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マウス本体に取り付けた基板
裏蓋をネジ止めしたら完成です。
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完成した改造マウスたち
さぁ、バザーが楽しみです!

改造するにあたって参考にした書籍は、明治図書さんから出版されている改訂版障がいのある子の力を生かすスイッチ製作とおもちゃの改造入門です。
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スイッチ制作とおもちゃの改造入門