今年度最後となった職員向けICTミニ研修会では、COVID-19の感染拡大防止の観点から国内外の学校でもオンライン授業などで使われるようになってきたzoomの体験会を行いました。
講座の様子
報道やネット上でも話題になっているzoomは、インターネットに繋がったスマートフォン・タブレット端末・パソコンがあれば、ログインID無しでオンライン講義やオンライン会議に参加できるWebサービスです。

複数名によるオンライン会議はSkypeLINEFacebookメッセンジャーGoogleハングアウトといったSNSでも可能ですが、ログインするためのアカウントやID(ほとんどがメールアドレス)が必要なので、インターネットインフラが脆弱な公立学校の多くでは簡単に利用することはできません。

一方、zoomであれば、参加者側(ゲストと呼びます)はメールアドレスをzoomに登録する必要はなく、ホストから教えてもらったミーティングIDとパスワードさえ入力できれば、対象のオンライン講義を受講したりオンライン会議に参加ができるようになります。
※配信元のホスト役はメールアドレスをzoomに登録する(もしくは、GoogleアカウントまたはFacebookアカウントでログインする)必要があります。

つまり、ゲスト側はメールアドレスが無くても良いのです。
これは、インターネットインフラが脆弱な公立学校にとって大きなアドバンテージになります。

そこで、2020年3月27日に行った職員向けICTミニ研修会では、ひょっとしたら4月から始まる新学期で使うことになるかもしれないオンライン授業ができるzoomを試してもらうようにしました。
参加される先生方には、ご自身のスマートフォンまたは現任校の学習で使っているiPadにzoomアプリをインストールしておいて、それを持参してもらうよう事前に伝えておきました。

まずは、現任校にあるWindows10ノートパソコンからGoogleアカウントでzoomにサインインしてホスト役の端末を設定します(Samがホスト役になりました)。

次に、zoomから発行されたミーティングIDとパスワードを参加者に伝えます。
※全員のメッセージアドレスやGoogleアカウントまたはFacebookアカウントを知りませんので、ミーティングIDとパスワードはホワイトボードに書いてお知らせしました。

参加された先生方には、ご自身のスマートフォンまたはiPadのzoomアプリを起動した後、ホワイトボードに書かれたミーティングIDとパスワードを入力して、ミーテイングルームに参加してもらいました。
※全員がzoom初体験なので、スマートフォン用のログイン画面とiPad用のログイン画面を24インチモニターに映し出して、それと見比べながら入力してミーテイングルームに参加するようにしました。

ホスト役のWindowsパソコンの画面を映し出した50インチテレビにギャラリービューで自分が映ると歓声が湧きます!
ギャラリービューで表示
しゃべっている人が黄色い枠で囲まれること、ビデオ停止やマイクミュートの切り替え方法などの基本的な操作方法を試してもらった後、スピーカービューに切り替えて、各自に発言してもらいました。
スピーカービューで表示
同じ場所じゃなくてもミーティングできることを実感してもらうため、部屋から出てもらってビデオ通話を楽しんでもらいました。
※実は、この時間が最もウケてました。

その後、実際に授業(朝の会や集会なども含めて)でオンライン配信するための方法として、zoomの画面共有機能とホワイトボード機能を紹介。
画面共有でプレゼンスライドを表示
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テレビ画面の左側にPowerPointのプレゼンスライドを表示
画面共有でホワイトボードを表示
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テレビ画面の左側にホワイトボードを表示

あっという間の30分間でしたが、参加された先生方からは「子どもたちと鬼ごっこができるね」「これなら学校に来れない子どもも授業に参加できるね」「簡単に使えそう」という声が聞かれました。

学校にあるWindowsパソコンをホスト端末に設定してオンラインミーテイングできることを実感していただけたようです。

あとは、子どもたちが自宅などで使えるようにしていくことが課題として挙げられます。
今後、保護者も巻き込んで解決していく必要があります。

以上で、2019(令和元)年度の職員向けICTミニ研修会は終了!
明日から始まる2020(令和2)年度はSamの教員生活最後の年になります。
若手を巻き込んで、さらにパワーアップしたミニ研修会を開催していきたいものです。