厚生労働省の補装具費支給制度にある重度障害者用意思伝達装置であるmiyasuku EyeCon SWの次期バージョン5.0では、【スクリーンキーボードが画面の中で浮遊するかのごとく移動する】というフロート機能(=キーボードスクロール機能)が追加されるという情報が飛び込んできました!
miyasukuEyeConSWのキーボードスクロール画面
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Tobii Eye Tracker 4Cを利用した視線で入力している様子です。
デイスプレイ画面に表示された50音配列のオンスクリーンキーボードが、画面の中心ではなく右下にフロートして表示されています。

miyasuku EyeCon SWは、広島県広島市にある株式会社ユニコーンさんが開発・販売しておられます。
miyasukuEyeConSWカタログ01
miyasukuEyeConSWカタログ02
Version5.0のプロトタイプを視線入力で操作している様子を株式会社ユニコーン中島 勝幸社長がYouTubeにアップされています。
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miyasuku EyeConSW Version5.0キーボードスクロールのご紹介です。


miyasuku EyeConSWでデスクトップをスクロール!


miyasuku EyeConSWのキーボードスクロール機能2!


また、デスクトップをスクロールする方法も紹介されています。
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miyasuku EyeConSWでデスクトップをスクロール!
 
Samもモニターとして試させてもらいましたが、加齢のため眼球をキビキビと動かせなくなっていますので、このフロート機能はたいへん助かりました!!!

中島 勝幸さんによると「障害があるために、次第に目を動かす範囲が狭くなってきたユーザーさんからのリクエストに応えるべく実装に踏み切りました」とのこと...
さすが、障害者ファーストのmiyasukuプロジェクトですね。

Version5.0の正式リリースは間もなくだそうです。
miyasuku EyeCon SWのユーザーは楽しみにしておいてください。