Simple Technologyを日常生活に取り入れている岩手県在住の女子高校生MRさんのことをこれまでにも紹介してきました。
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外付けスイッチに入力してキラキラライトを点灯するJK
外付けスイッチに入力してツリーチャイムを鳴らすJK
一関に住むキラキラJKが岩手めんこいテレビで紹介されています
そのMRさんのお母様が、「コロナ禍で学校に行けない今こそ自宅でデキルことを考えて取り組んでいます。私たちが住む一関市では、市民が手作りしたマスクを市が1枚150円で買い取り、希望する市民に無料配布するというみんなのマスクプロジェクトが始まりましたので、それに協力することにしました。娘と一緒に布製マスクを作って市に納めたら、市長さんから注文書と受領書が届きました。」ということをFacebookに投稿されました。
みんなのマスクプロジェクトについては、岩手日報のWeb記事にも紹介されていますね。
↓ ↓ ↓
https://www.iwate-np.co.jp/article/2020/4/10/76069
重度・重複障害と評価されているMRさんですが、左手を動かすことが得意なんです!
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Samとオンラインで会話する時も、その左手でBIGmackのスイッチを押して「こんにちわぁ、福島先生、元気ですかぁ?りんは元気にやってますよぉ。」と挨拶してくれます。
その黄金の左手でクリップアーム棒スイッチに入力すると、乾電池式ミシンが動き出して、お母様がマスク用の布を動かして二人で製作するというのが今回のアイディア!
乾電池式ミシンの電池ボックスにBDアダプターをはさみ込み、KOSENラッチ&タイマーを接続してタイマー操作できるようにしておられます。
何と言っても、この仕掛けをお母様が考えられたということが素晴らしいことだとSamは思うのです!
2018年3月8日(木)に行われた盛岡でのセミナーと同年9月17日(月祝)に行われた☆ビュッフェ形式☆実践者のための視線&スイッチ入力のシンポジウム in 盛岡、2019年9月8日(日)に仙台市で行われた第17回楽暮プロジェクト・セミナーにも参加しておられたお母様...
講演のたびにSamが話す「障害があるから◯◯デキナイという見方・捉え方ではなく、△△という工夫をすれば◯◯デキルぞという発想が大切」「子どもにとって『お得』なことがあれば、視線入力を含めたスイッチ入力をするはず」ということを本気で具現化しておられるのです。
そこで、今回Facebookに投稿された動画も許可をいただき、ちょこっと編集してYouTubeにアップしました。
↓ ↓ ↓
発想次第でデキルことが増えますね。
実は、MRさん親子が作られたマスクを一関市に届けたところ、市長さんから注文書と受領書をいただいたそうです。
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そして、一関市からいただいたお金(MRさんにとっては給料ですね)を双子の妹さんのために使ったそうです。
高校3年生の妹さんはコロナ禍の影響を受けて、部活動の夏の大会が中止となり、早々に引退...
部活動の引退が決まった後の数日間は、とても落ち込んでいたそうです。
そんな妹さんを元気づけようと、その給料でケーキを買って帰ったそうです。
※妹さんが嬉しそうにケーキを食べている動画もFacebookに投稿してあり「◯◯ちゃん(MRさんのこと)、ケーキありがとう」とニッコリ笑って話している様子が映っていて、思わずウルッときちゃったSamです
「デキルことを活かして社会参加する」
「重度・重複障害があると診断・評価されている人であれば、部分的にでも良いから活動に参加することに意義がある」
「部分的にでも活動に参加した結果、周囲の人からデキル人と認められ、感謝され、依頼されるようになる」
「人は誰もが皆、褒められ、認められ、感謝され、依頼されると意欲が向上する」
講演でよくお話しする言葉ですが、それを具現化しているMRさん親子にアッパレ!!!
重度・重複障害のある人こそ納税者になるべきだとSamは思っていて、それを具現化するのが教員をはじめとした支援者の役割ではないかと思うのです。
そこにSimple Technologyを含むe-AT(=electronic and information technology based Assistive Technology)の活用は不可欠だと思います。
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外付けスイッチに入力してキラキラライトを点灯するJK
外付けスイッチに入力してツリーチャイムを鳴らすJK
一関に住むキラキラJKが岩手めんこいテレビで紹介されています
そのMRさんのお母様が、「コロナ禍で学校に行けない今こそ自宅でデキルことを考えて取り組んでいます。私たちが住む一関市では、市民が手作りしたマスクを市が1枚150円で買い取り、希望する市民に無料配布するというみんなのマスクプロジェクトが始まりましたので、それに協力することにしました。娘と一緒に布製マスクを作って市に納めたら、市長さんから注文書と受領書が届きました。」ということをFacebookに投稿されました。
みんなのマスクプロジェクトについては、岩手日報のWeb記事にも紹介されていますね。
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https://www.iwate-np.co.jp/article/2020/4/10/76069
重度・重複障害と評価されているMRさんですが、左手を動かすことが得意なんです!
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Samとオンラインで会話する時も、その左手でBIGmackのスイッチを押して「こんにちわぁ、福島先生、元気ですかぁ?りんは元気にやってますよぉ。」と挨拶してくれます。
その黄金の左手でクリップアーム棒スイッチに入力すると、乾電池式ミシンが動き出して、お母様がマスク用の布を動かして二人で製作するというのが今回のアイディア!
乾電池式ミシンの電池ボックスにBDアダプターをはさみ込み、KOSENラッチ&タイマーを接続してタイマー操作できるようにしておられます。
何と言っても、この仕掛けをお母様が考えられたということが素晴らしいことだとSamは思うのです!
2018年3月8日(木)に行われた盛岡でのセミナーと同年9月17日(月祝)に行われた☆ビュッフェ形式☆実践者のための視線&スイッチ入力のシンポジウム in 盛岡、2019年9月8日(日)に仙台市で行われた第17回楽暮プロジェクト・セミナーにも参加しておられたお母様...
講演のたびにSamが話す「障害があるから◯◯デキナイという見方・捉え方ではなく、△△という工夫をすれば◯◯デキルぞという発想が大切」「子どもにとって『お得』なことがあれば、視線入力を含めたスイッチ入力をするはず」ということを本気で具現化しておられるのです。
そこで、今回Facebookに投稿された動画も許可をいただき、ちょこっと編集してYouTubeにアップしました。
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発想次第でデキルことが増えますね。
実は、MRさん親子が作られたマスクを一関市に届けたところ、市長さんから注文書と受領書をいただいたそうです。
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そして、一関市からいただいたお金(MRさんにとっては給料ですね)を双子の妹さんのために使ったそうです。
高校3年生の妹さんはコロナ禍の影響を受けて、部活動の夏の大会が中止となり、早々に引退...
部活動の引退が決まった後の数日間は、とても落ち込んでいたそうです。
そんな妹さんを元気づけようと、その給料でケーキを買って帰ったそうです。
※妹さんが嬉しそうにケーキを食べている動画もFacebookに投稿してあり「◯◯ちゃん(MRさんのこと)、ケーキありがとう」とニッコリ笑って話している様子が映っていて、思わずウルッときちゃったSamです
「デキルことを活かして社会参加する」
「重度・重複障害があると診断・評価されている人であれば、部分的にでも良いから活動に参加することに意義がある」
「部分的にでも活動に参加した結果、周囲の人からデキル人と認められ、感謝され、依頼されるようになる」
「人は誰もが皆、褒められ、認められ、感謝され、依頼されると意欲が向上する」
講演でよくお話しする言葉ですが、それを具現化しているMRさん親子にアッパレ!!!
重度・重複障害のある人こそ納税者になるべきだとSamは思っていて、それを具現化するのが教員をはじめとした支援者の役割ではないかと思うのです。
そこにSimple Technologyを含むe-AT(=electronic and information technology based Assistive Technology)の活用は不可欠だと思います。
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