現在購入できるAbleNet社のVOCAやスイッチには、透明のスイッチキャップが付いている機種があります。
透明スイッチキャップ
この透明スイッチキャップは、スイッチとの間にシンボルや文字などを書いた紙をはさんでおき、スイッチがどういう意味をもっているのか(どのような言葉を録音しているのかorスイッチの先に接続している電気機器など)を示すために付属品として付いています。

日本時間の2020年7月7日、米国ミネソタ州にあるe-AT機器やアプリ開発の老舗AbleNet社さんからVOCAやスイッチのオーバーレイシートを作るためのiPadアプリがリリースされました。

その名もSymbol Overlay Maker
iPadOS13以降に対応している無料アプリです。
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FullSizeRender
AbleNet社製VOCA(Big Beamer、BIGmack、BIG Step-by-Step、iTalk2、iTalk4、Jelly Beamer、LITTLEmack、LITTLE Step-by-Step、QuickTalker、SuperTalker、TalkingBrix、TalkTrac)やスイッチ(Big Red、Jelly Bean)のオーバーレーシート用テンプレートが19種類用意されており、作りたいオーバーレイシートのアイコンを選んで、①画像を貼り付け、②タイトルを記入し、③プリンターで印刷する、だけでキレイなオーバーレイシートを作ることができます。
Symbol Overlay Makerアプリアイコン
Symbol Overlay Makerを起動するとこのようなスタート画面が表示されます。
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スタート画面
新しいオーバーレイシートを作るための《Create a New Symbol Overlay》というボタンをタップすると19種類のテンプレートが2ページにわたって表示されます。
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1枚目のテンプレートページ
2枚目のテンプレートページ
まず、作りたい種類のテンプレートを選んでタップして、作ろうとするオーバーレイシートの名前を《Overlay Name》の欄に記入します。
※英語表記ですが、日本語でタイピングできますし、結果は日本語で表示されます。
Overlay Nameを記入した画面
《Overlay Name》の欄にオーバーレイシートの名前を記入後、画面右上の【Start】ボタンをタップするとオーバーレイシートの作成画面が表示されます。
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オーバーレイシートの作成画面
画像アイコンをタップすると【Symbol Library=あらかじめ用意されているシンボル】【Camera=カメラで撮った写真】【Gallery=写真アプリに保存されている画像】という3つのボタンが表示されます。
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画像を選ぶ
【Symbol Library】を選ぶと以下のような画像群が表示されます。
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Symbol Libraryの表示
検索ウィンドウがありますので、英語でタイプすれば候補のイラスト群が表示されます。
ためしに「Baseball」とタイプしてみたところ、以下のようなイラスト群が表示されました。
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Baseballのイラスト群
左上のイラストを選んでタップすると、そのイラストがオーバーレイシートの作成画面に反映されました。
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イラストと名前を入れたシンボル
同じ要領で2枚のイラストとシンボル名をタイプして完成したオーバーレイシートの作成画面
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2枚のイラストを貼り付けたオーバーレイシート
右上の【Home】をタップするとスタート画面に戻ります。
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スタート画面
【Open an Existing Symbol Overlay】をタップすると、完成したオーバーレイシートが表示されます。
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共有アイコン
画面右下の共有アイコンをタップするとAirDropなどの共有先やプリンタを選択する画面が表示されます。
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共有アイコンの画面
【Print】を選ぶとAirPrint対応のプリンタを選んで印刷することができます。
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プリントアウトの画面
また、シンボルを選んでタップすると、シンボルやシンボル名の変更、削除といった編集画面が表示されます。
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イラストの編集アイコン
Symbol Overlay Makerアプリ自体は英語表記されていますが、日本語で表示されますし、3ステップでオーバーレイシートを作成することができますので便利なアプリです。

ためしに、スーパートーカー(2008年モデル)用のオーバーレイシートを作ってカラープリンターで印刷してみました。
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スーパートーカー用オーバーレイシート
オーバーレイシートをはさんだスーパートーカー
特別支援学校などAbleNet社製のVOCAやスイッチを活用している方々にとっては便利なアプリだと思います。

無料ですので、試してみてはいかがでしょうか。