2020年3月25日のブログiPadOS13.4ではAssistive Touchのマウスサポート機能を使わずにBluetooth接続したトラックパッドやマウスが使えるようになりましたで、Bluetooth接続したトラックパッドでiPadの操作ができるようになったことをお伝えしました。
iPadとApple Magic Trackpad 2
2020年10月19日のブログ肢体不自由教育で使えるiPadアプリのリスト〜kintaのブログANNEXよりでお伝えしたように、GIGA(Global and Innovation Gateway for All)スクール構想(←文部科学省の該当サイトにジャンプします)の実現に向けて、Samが勤務する福岡市では市立特別支援学校の児童生徒にiPadとLightning接続による有線キーボードが導入される予定です。
iPadと有線キーボード
ただし、GIGAスクール構想による1人1台のICT機器は上限予算が45,000円と決まっていますので、iPadと有線キーボード以外の機器類や落下時にiPad本体を守るためのケースは導入されない見通しです。
肢体不自由児がiPadを活用する上で必要になる以下の機器類は年間に配当される学校予算の中で購入することになりそうです(T_T)
①アクセシビリティスイッチを接続するためのインターフェイス
②車いすに取り付けるためのアーム&タブレットホルダー
③マウスorトラックパッド

現任校には進行性の筋疾患による肢体不自由児も在籍しています。
上肢の可動範囲が狭くなる疾患ですので、近い将来、トラックパッドを使うことが予想されます。
そこで、Apple社のMagic Trackpad 2でiPadで使う方法の動画をYouTubeにアップしました。
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Apple Magic Trackpad 2 をiPadOS14.0.1のiPad(第7世代)で使う20201015_#0524

Apple社製Magic Trackpad 2は電源をONにするだけでiDevicesとペアリングされますので、iPadで使える無線方式のトラックパッドをお探しの肢体不自由当事者にとって、選択肢の1つになると思います。