今年(2020年)の日本特殊教育学会はSamの地元である福岡市で開催される予定でした。
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https://www.jase.jp/taikai58/
残念ながら、COVID-19の関係でWeb開催となりましたが、関係者からのオファーをいただき、Samも3つのシンポジウムで話題提供をさせていただきました。

1本目は、大会企画シンポジウム【アートが拓く豊かな世界 】
2本目は、自主シンポジウム【ウィルスに屈しない学校教育〜臨時休校期間中における特別支援学校のオンライン活用とICT〜】
そして、3本目が当ブログ記事のタイトルに書いた自主シンポジウム【知的障害と肢体不自由のある子どもに視線入力は有効か〜本当に本人の意思を反映させるために〜】です。

自主シンポジウム【知的障害と肢体不自由のある子どもに視線入力は有効か〜本当に本人の意思を反映させるために〜】は日本福祉大学の金森 克浩さんが企画者&司会者を務められ、Samと島根大学の伊藤 史人さんが話題提供し、指定討論者は東京大学先端科学技術研究センター教授の中邑 賢龍さんが務められるという顔ぶれです。

そのシンポジウムが2020年11月14日(土曜日)13:00〜15:00にオンライン(YouTubeライブ配信)で開催されることが決まったことが、金森 克浩さんのブログに掲載されました。
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【11月14日にやります】(自主シンポジウム19) 知的障害と肢体不自由のある子どもに視線入力は有効か 本当に本人の意思を反映させるために
シンポジウム参加のご案内201114


【日時】令和 2 年 11 月 14 日(土) 13:00〜15:00

【企画主旨】
これまで、肢体不自由と知的障害を併せ有する重複障害のある子どもへのコミュニケーション支援として、スイッチの利用を中心とした AAC は広く普及してきた。
しかし、スイッチ操作をするための身体部位の 運動機能に制限が大きいため適切な操作ができず、本人の意思でスイッチ操作ができないという課題も多くあった。
また、教育現場においては、認知理解のアセスメントが十分でなく、支援者が子どもの手を取ってスイッチを押すといった「神の手」問題も多く指摘されてきた。
そんな中、10 数年前から Tobii 社が出した視線入力装置が、障害の重い子どものコミュニケーション支援装置として注目されてきた。
また、5 年ほど前から安価な視線入力装置も出てきたことから、多くの特別支援学校で導入が始まっている。
一方、AAC の普及とスイッチの導入の時と同じように、その利用方法をよく理解せず、安易に視線入力装置を使っているとの指摘もある。
そこで、本シンポジウムでは視線入力装置の利用を普及・実践してきた2名の話題提供者に、肢体不自由と知的 障害を併せ有する障害の重い子どもへの視線入力装置の利用についての知見を提供してもらい、それを受けて先進的に AAC をすすめてきた指定討論者と今後どのように視線入力装置を利用すれば良いかについて議論する。

【登壇者】
企画者:金森 克浩(日本福祉大学) 
司会者:金森 克浩 (日本福祉大学)
話題提供者:伊藤 史人(島根大学)福島 勇(福岡市立今津特別支援学校) 
指定討論者:中邑 賢龍(東京大学)

【場所】YouTubeライブ https://youtu.be/uJ0fKxVLBnw

【参加費】無料(本研究の一部は科研費(18K02765)の助成を受けたものである。)

参加費は無料となっています。
興味のある方は、YouTubeライブ配信をご覧ください。
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https://youtu.be/uJ0fKxVLBnw