2020年12月4日のブログGIGAスクール構想による情報端末機器類の配備①〜iPadがやってきたけれど...と12月11日のブログGIGAスクール構想による情報端末機器類の配備③〜必要なiPadアプリがダウンロードできるようになりましたで、11月30日に現任校の児童生徒用および教員用端末として1人1台にiPadが配備されたことをお伝えしました。
しかし、残念なことにいくつもの機能制限が掛けられていて、音声入力ができない仕様になっていました。

現任校に限らず、肢体不自由児の中には手指の動作に不自由さがあるため、iPadのスクリーンキーボードで文字をタイピングすることが困難な子どもたちがいます。
その中には、発話が可能な子どもたちがいますので、音声入力ができることで文字タイピングが可能になるケースがあります。
そのことを福岡市教育委員会に伝えてきた結果、2021年3月2日からSiri以外の音声入力(アクセシビリティの音声コントロール、キーボード入力時の音声入力)ができるようになりました。

そこで、アクセシビリティの音声コントロールとキーボード入力時の音声入力を利用するための解説動画を撮影してYouTubeにアップしました。
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音声コントロールとキーボードの音声入力を利用してiPadアプリPagesに音声だけで文字タイピングしてみる20210303_#0554

音声コントロールは、2019年9月20日にバージョンアップされたiOS13.0に実装されたアクセシビリティ機能です。
当ブログでは、以下の記事で設定方法などを紹介していますので、是非ご覧ください。
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iOS13に追加されたアクセシビリティ新機能③〜音声コントロール
iPadを音声で操作するアクセシビリティ機能〜iPadOS13.1に追加された音声コントロール
iPadOS13のアクセシビリティ【音声コントロール】の解説動画をリニューアルしました
iPadOS13のアクセシビリティ新機能【音声コントロール】20200303_#0443

なお、音声コントロールは、未だ英語での呼びかけにしか反応しません。
音声コマンド一覧の一部
とは言え、けっこうブロークンな発音でも反応してくれますので、試してみてください。