日本の学校では新学期が始まりましたね。
始業式や入学式の日に新しい教科書を渡される学校や自治体が多いと思いますが、「肢体不自由があるために紙の教科書がめくれない」「視覚障害やディスレクシアがあるために紙に書かれた教科書の文字が読みづらい」といった学習上の困難さがある子どもたちの保護者・家族から悩みが寄せられる時期でもあります。
つい先日も「GIGAスクール構想で配布されたiPadにデジタル教科書が入ることを楽しみにしていましたが、『予算が付いていないので、デジタル教科書は入れられないのです』と学校の先生から言われました。ウチの子はiPadであればスワイプ操作はできるので、紙の教科書をデジタル化してiPadに入れることはできませんか?」という相談が、中学校(通常の学級)に入学したての肢体不自由児の保護者から寄せられました。

2019年10月14日のブログ行ってきました!〜文部科学省主催令和元年度音声教材普及推進会議in長崎で紹介した文部科学省の音声教材のことをオススメしたのですが、いずれも申請してからデータが使えるようになるまで時間がかかります。
その子は、音声で読み上げる必要は無いので、取り急ぎ《自分で教科書のページがめくれる》ようにしたいということでしたので、紙の教科書を裁断してスキャナでPDFファイルに変換してiPadのブックスアプリで読む方法を提案しました。
いわゆる【自炊】という方法ですね。

【自炊】をする場合、多くの人が富士通のScanSnapというスキャナーを利用しておられるようですが、新しく購入するとなると出費がかさみます。
できるだけ早く、しかも安価で【自炊】する方法として、iPadのアプリを使ってPDFファイルに変換する方法があります。
なかでもオススメがAdobe Scanというアプリです。
Adobe Scanのアプリアイコン
Adobe Scanは無料ですが、iPadのカメラの中におさめた紙を自動で傾きを補正してスキャンしてくれますし、簡易的ではありますがOCR機能も付いています。
その使い方を紹介した動画がYouTubeにたくさんアップされています。
 ↓ ↓ ↓
https://www.youtube.com/results?search_query=Adobe+Scan
なかでもコチラの動画は比較的最近アップされたので良いかと思います。
 ↓ ↓ ↓
裁断機、スキャナー不要!紙の教科書、参考書をiPadに取込む方法!

他にもWebで検索すれば良情報が得られると思います。
このブログ記事も含めて良い情報が、教科書を読む上での困難さがある子どもたちやその保護者・家族に届くと良いですね。