Sam's e-AT Lab

障害による困難さのある子どもたちの学習や生活を豊かにするためのe-AT(electronic Assistive Technology=電子的支援技術)に関する話題

カテゴリ: iPad/iPhone

2019年6月11日のブログiPad/iPhoneをマウスで動かすためのインターフェイスAMAneo BTi(アマネオビーティーアイ)で紹介したAMAneo BTi(アマネオビーティーアイと呼びます)情報の第2弾です!
パッケージに入ったAMAneo BTi
AMAneo BTiは、マウスやトラックボールといったポインティングデバイスをiDevicesで使うことができるBluetooth接続のインターフェイスです。
AMAneo BTiのカタログ
AMAneo BTiには、ポインティングデバイスを接続するためのUSB-Aポートの両側に外部スイッチを接続するための3.5Φミニジャック(=穴)が配置されています。

左側のジャックは、タップやスワイプをするための外部スイッチを接続します。
右側のジャックは、Assistive Touchのメニューを表示するための外部スイッチを接続します。
※外部スイッチをAMAneo BTiに接続すると、マウスなどポインティングデバイスのクリックスイッチは機能しなくなります。
トラックパッドと外部スイッチを接続した状態
外部スイッチを接続して使う方法について、輸入販売元のテクノツール社さんが解説動画をYouTubeに公開してくださいました。

【応用編】AMAneo BTiの使いかた - 外部スイッチをつなぐ
外部スイッチが使えるということは、肢体不自由児・者にとって大きなアドバンテージになります。

特別支援学校(肢体不自由)に在籍している児童生徒の中には、進行性筋ジストロフィー症や脊髄性筋委縮症(=SMA)など自力で動かせる上肢の可動範囲が狭い子どもたちがいます。

トラックボールのボールやトラックパッドのパッドの上を指で操作することはできるけれどもクリック操作が困難な子どもたちの中には、呼気スイッチや額などに貼ったピエゾセンサーに入力してクリック操作をしている子どももいます。

そんな子どもたちがAMAneo BTiを使えば、手指でトラックボールやトラックパッドをさわってマウスポインターを動かして、呼気スイッチやピエゾセンサーでクリックするといった入力が可能になるのです!

以上のような子どもさん(子どもに限らず、ALSなど進行性難病の初期段階の大人の方なども)で「使いたいアプリがiPadにしかない」という場合、AMAneo BTiがその効果を発揮してくれることと思います。
このエントリーをはてなブックマークに追加 Share on Tumblr Clip to Evernote

読者のみなさん、パソコンは何をお使いですか?
Windowsですか?それともMacでしょうか?

「パソコンのMicrosoft Officeで作った文書ファイルをiDevices(iPhone・iPad・iPod touchの総称です)に送りたいなぁ」とか「パソコンに保存している写真や動画をiDevicesに送りたいなぁ」とか「iDevicesにあるPDFファイルをパソコンに送りたいなぁ」と思ったことはありませんか?

そんな時、SamはiOSアプリDocumentsと職場のWindowsパソコンにインストールされたiTunesを使って、iDevicesとパソコン間で各種データのやり取りをしています。
iOSアプリ【Documents】のアイコン
先日、現任校のPTA役員さんから「iPhoneのDropboxに入れたWordデータをPTAのWindowsパソコンに移したいんですが、どうにかできませんか?」と尋ねられましたので、「iPhoneにDocumentsをインストールして、PTAのWindowsパソコンにiTunesをインストールすれば、iTunesのファイル共有という機能を使ってデータを移すことができますよ」と答えて、そのやり方をお教えしました。

すると、「これは便利ですね。このやり方のマニュアルはありませんか?」と尋ねられましたので、「やり方を動画化してYouTubeにアップしましょうか」と答えたところ「お願いします」と言われましたので、同僚に協力してもらって動画を撮影してYouTubeにアップしました。

現任校の職員にもたいへん好評な方法ですので、需要のある方は試してみてください。

まるで、USBメモリーのようにiDevicesが使えるようになりますよ。

なお、iDevicesとMacとの間でデータを送受信するにはAirDropという機能を利用すると簡単です。
このエントリーをはてなブックマークに追加 Share on Tumblr Clip to Evernote

2019年6月5日のブログiPad/iPhoneをマウスで動かせる日がやってきました!で紹介したBluetooth接続インターフェイスAMAneo BTi(アマネオビーティーアイと呼びます)が6月6日に届きました!

AMAneo BTiは、マウスやトラックボールといったポインティングデバイスをiDevicesで使うことができるBluetooth接続のインターフェイスです。
AMAneo BTi本体
AMAneo BTiのカタログ
梱包はいたってシンプルで、本体・内蔵バッテリーをチャージするためのUSBケーブル・取扱説明書(日本語版も入っています)のみ。
パッケージに入ったAMAneo BTi
AMAneo BTiのパッケージに同梱されているもの
さっそく手持ちのiPadとBluetoothでペアリングして、マウスやトラックボールを接続して試してみましたが、ちゃんとポインターが動き、クリックスイッチによるタップやスワイプもできて感動でした。
AMAneo BTiにマウスを接続した状態
 ↑ ↑ ↑
AMAneo BTiにUSBマウスを接続した状態
AMAneo BTiにトラックボールを接続した状態
 ↑ ↑ ↑
AMAneo BTiにUSBトラックボールを接続した状態
AMAneo BTiにトラックパッドを接続した状態
 ↑ ↑ ↑
AMAneo BTiにUSBトラックパッドを接続した状態

AMAneo BTiには、操作性を高めるための〈震え補正〉〈クリック遅延〉〈自動クリック〉という3つの補助機能が搭載されており、機能選択ボタンで変更することができます。
AMAneo BTiの各部説明図
〈震え補正〉は、マウス等のポインティングデバイスを操作する際に手指が震える状態を補正する機能です。

〈クリック遅延〉は、マウスのクリックスイッチや外部スイッチを押し続けるとクリックできるようにする機能です。
「スイッチを押す→離す」がスムーズにできない場合に役立ちます。
押し続ける時間(=保持時間)は調整可能です。

〈自動クリック〉は、一定時間ポインターを動かさなければクリックする機能です。

上記の〈震え補正〉〈クリック遅延〉〈自動クリック〉という3つの補助機能は、10段階でレベルを調整することができます。

AMAneo BTiには、ポインティングデバイスを接続するためのUSB-Aポートの両側に外部スイッチを接続するための3.5Φミニジャック(=穴)が配置されています。

左側のジャックは、タップやスワイプをするための外部スイッチを接続します。
右側のジャックは、Assistive Touchのメニューを表示するための外部スイッチを接続します。
※外部スイッチをAMAneo BTiに接続すると、マウスなどポインティングデバイスのクリックスイッチは機能しなくなります。
トラックパッドと外部スイッチを接続した状態
 ↑ ↑ ↑
AMAneo BTiにトラックパッドと外部スイッチを接続した状態

外部スイッチが使えるということは、肢体不自由児・者にとって大きなアドバンテージになります。

特別支援学校(肢体不自由)に在籍している児童生徒の中には、進行性筋ジストロフィー症や脊髄性筋委縮症(=SMA)など自力で動かせる上肢の可動範囲が狭い子どもたちがいます。
iPadのアプリには学習用として優れたアプリが他のOSよりも多く存在しています。

しかし、iPadは基本的に画面の任意の場所をタップしたりスワイプしたりといった上肢の操作が求められます。
つまり、進行性筋ジストロフィー症や脊髄性筋委縮症(=SMA)など自力で動かせる上肢の可動範囲が狭い子どもたちにとって使いづらいデバイスなのです。
したがって、これまでは外部スイッチ1個または2個を利用してスイッチコントロール機能でアプリを操作せざるを得ない状況でした。

なかでも、文字入力をするような場合、スイッチコントロールは時間がかかってしまい、学習意欲を低下する要因でもありました。

一方、AndroidやWindowsはUSB接続のマウスなどポインティングデバイスが使えますから、上肢の可動範囲が狭い子どもたちの中にはトラックボールやトラックパッドでデバイスを操作することが可能です。
でも、学習等に使えるアプリがiDevicesに比べると少ない!

このような理由からiDevicesでマウスなどのポインティングデバイスが使えるようになる意義は大きいと思います。

また、自力で動かせる上肢の可動範囲が狭い子どもたちの可動範囲も様々です。
トラックボールのボールやトラックパッドのパッドの上を指で操作することはできるけれどもクリック操作が困難な子どもたちの中には、呼気スイッチや額などに貼ったピエゾセンサーに入力してクリック操作をしている子どももいます。

そんな子どもたちがAMAneo BTiを使えば、手指でトラックボールやトラックパッドをさわってマウスポインターを動かして、呼気スイッチやピエゾセンサーでクリックするといった入力が可能になるのです!

以上のような子どもさん(子どもに限らず、ALSなどの初期段階の大人の方なども)で「使いたいアプリがiPadにしかない」という場合、AMAneo BTiがその効果を発揮してくれることでしょう。

AMAneo BTiの解説動画は、コチラでご覧いただけます。
 ↓ ↓ ↓
【基本編】AMAneo BTiの使いかた - iPad/iPhoneをアシスティブマウスで操作

今週末に開催が予定されている第4回DonTACイベント東海特別支援教育カンファレンス2019に持って行きますので「見てみたいなぁ」と思われる方はお声掛けください。
このエントリーをはてなブックマークに追加 Share on Tumblr Clip to Evernote

写真に撮ったプリントや教科学習用ワークシート、テスト問題用紙などに縦書き文字を書き込むことができるアプリ情報の第2弾です!

2019年6月4日のブログ写真に縦書き文字が書き込めるiOSアプリ情報①〜縦書き文字入れ「文字入れくん」の続編となります。

ディスレクシアなどの発達障害や肢体不自由のある子どもたちの中には、書くことに困難さがあるため、配布されたプリントやワークシート、テスト問題などに文字を書き込むことが苦手な子どもがいます。

一方、書くことに困難さのある子どもたちの中には、iDevicesのキーボードや外付けキーボードへの入力が得意な子どもがいます。
そのような子どもたちであれば、写真に撮ったプリントや教科学習用ワークシート、テスト問題用紙などに書き込むことができるアプリ(SnapTypeなど)や2019年5月28日のブログiDevicesの写真にテキスト文字を書き込むマークアップ機能の使い方で紹介したマークアップ機能を利用することで、楽に書き込めるようになる可能性があります。

日本の学校教育の中で、最も書くことを求められるのが国語!!!
国語の学習では縦書きが求められることが多く、講演でも「縦書きができるアプリはありませんか?」と質問されることが少なくありません。

日本の学校教育の中で、最も書くことを求められるのが国語!!!
国語の学習では縦書きが求められることが多く、講演でも「縦書きができるアプリはありませんか?」と質問されることが少なくありません。

そんな時に紹介するアプリの一つがPhonto 写真文字入れです!
Phontoのロゴ
Phonto 写真文字入れは、写真に撮ったプリントなどに縦書き文字を入力することができるアプリです。

使える日本語フォントは40もあり、サイズや色を変更することやアーチ状に文字列を曲げることもできます。
有料版もありますが、無料版で十分使えますので、必要な方は試してみませんか?

「どうやって使うの?」という方のために、動画を撮ってYouTubeにアップしました。
 ↓ ↓ ↓

興味のある方はご覧ください。
このエントリーをはてなブックマークに追加 Share on Tumblr Clip to Evernote

2019年1月27日のブログiPad/iPhoneをマウスで動かせるようになる日が近いかもや同年4月23日のブログiPad/iPhoneをマウスで動かせる日は確実に近づいています〜AMAneo BTi情報で紹介していたドイツのAssistive TechnologyメーカーCSS MicroSystemsが開発したAMAneo BTiというインターフェイスが、同年6月4日ついにテクノツール社さんから販売されました!
AMAneo BTiにトラックボールマウスを接続
AMAneo BTiはBluetoothでiPad/iPhone/iPod touchに接続して、マウスやトラックボールといったUSB接続できるポインティングデバイスでを操作することができるインターフェイスです。

詳細は、コチラのテクノツール社さんのサイトをご覧ください。
 ↓ ↓ ↓
AMAneo® BTi(アマネオ・ビー・ティー・アイ)
AMAneo BTiのカタログ
上記カタログのPDFデータは、コチラからダウンロードできます。
 ↓ ↓ ↓
AMAneo BTiのカタログ(PDF)

PR TIMESのWeb記事でも紹介されています。
 ↓ ↓ ↓
【世界初】iPad/iPhoneをアシスティブマウスで操作できる「AMAneo® BTi」発売!!

以下、PR TIMESのWeb記事の紹介文から引用します。


わたしたちの暮らしはスマートフォンやタブレットを中心にまわっていると言っても過言ではありません。
スクリーンをタップしたりスワイプしたりするだけで様々なサービスを利用でき、便利で快適な生活を送ることができるのです。

一方でこの流れが強まるほど、タッチスクリーンの操作が困難な人たちに対するアクセシビリティの提供も忘れてはなりません。
アシスティブマウス*1やエルゴノミックマウス*2は、パソコンやスマートフォン、タブレットへの有効な入力手段として用いられていますが、iOSはこれらに対応しておらず、アクセシビリティユーザーには「iPadやiPhoneをマウスで操作できたら…」という長年の願いがありました。

この願いを叶えるため、CSS MicroSystems GmbH(ドイツ)は「AMAneo BTi ® 」を開発。

日本ではテクノツール株式会社が6月4日に発売します。

*1: 四肢麻痺やALS、多系統萎縮症、脳性麻痺等による重度肢体不自由を抱える人たちのためのマウス
*2: パーキンソン病や本態性振戦の症状をサポートするマウス

入手したらレビューしようと思います。
早く来い来いAMAneo BTi
このエントリーをはてなブックマークに追加 Share on Tumblr Clip to Evernote

↑このページのトップヘ