Sam's e-AT Lab

障害による困難さのある子どもたちの学習や生活を豊かにするためのe-AT(electronic Assistive Technology=電子的支援技術)に関する話題

カテゴリ: 特別支援教育

2018年10月16日のブログ行ってきました!〜文部科学省主催平成30年度音声教材普及推進会議in鹿児島で紹介した文部科学省主催による令和元年度<音声教材普及推進会議>の実施要項が公開されました。
令和元年度音声教材普及推進会議実施要項1枚目
令和元年度音声教材普及推進会議実施要項2枚目
音声教材とは、文部科学省のサイトに以下のように書かれています。


発達障害等により、通常の検定教科書では一般的に使用される文字や図形等を認識することが困難な児童生徒に向けた教材で、パソコンやタブレット等の端末を活用して学習する教材です。

製作団体がボランティア団体等の協力を得ながら音声教材を製作し、読み書きが困難な児童生徒に無償で提供しています(文部科学省「音声教材の効率的な制作方法等の在り方に関する調査研究」事業)。
詳細は、下記団体のホームページをご覧下さい。

日本障害者リハビリテーション協会「マルチメディアデイジー教科書」

東京大学先端科学技術研究センター「Access Reading」

NPO法人エッジ「音声教材BEAM」
 
茨城大学「ペンでタッチすると読める音声付教科書」

広島大学「文字・画像付き音声教材」

・愛媛大学「UNLOCK」

文部科学省では、通常の教科書で使用されている文字や図形等を認識することが困難な発達障害等がある児童生徒のために作られた音声教材について、各自治体の教育委員会の担当者や当該学校の教職員に対して周知し、普及推進するために音声教材普及推進会議を全国5地区で開催しています。

今年度(令和元年度)の会議は、以下の日程&場所で開催されます。
 ↓ ↓ ↓
<北海道・東北地区>9月24日(火) @山形テルサ1階大会議室(山形県)
<関東地区>8月22日(木)@文部科学省旧庁舎6階第二講堂(東京都)
<北陸・東海地区>9月3日(火)@びわ湖大津館1階多目的ホール桃山(滋賀県)
<近畿・中国地区>10月18日(金) @新大阪丸ビル別館10階会議室(大阪府)
<九州・四国・沖縄地区>9月30日(月)@長崎県市町村会館6階大会議(長崎県)

参加対象者は、以下のとおりです。
 ↓ ↓ ↓
(1)各都道府県教育委員会の教科用特定図書等担当者等
(2)市町村教育委員会の教科用特定図書等担当者等
(3)学校の教員、保護者等(音声教材を使用していない者も含む)

保護者等(音声教材を使用していない者も含む)と規定されていますので、音声教材に興味のある方はどなたでも参加できるようです。

昨年度(2018年度)の九州・四国・沖縄地区の会議では、各団体が開発した音声教材の紹介の後、Samも肢体不自由児の教科学習における音声教材(Access Readingさんの教科書データを利用した学習支援)に関する事例を発表させていただきました。

音声教材を開発している団体は、視覚障害や発達障害の子どもたちが使うことを想定しておられるとのことで、「肢体不自由児にも使えると知り、参考になりました」という開発団体からの声が聞かれました。

会場では、各団体が開発された音声教材が展示されており、実際に試すこともできますし、開発している団体関係者と直接情報交換ができるのもメリットです。
平日の開催ではありますが、とても有意義な会でした。

音声教材やデジタル化された教科書データに関心のある方は、参加されることをオススメします。
音声教材普及推進会議02
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2018年度の音声教材普及推進会議で配布された資料です
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写真に撮ったプリントや教科学習用ワークシート、テスト問題用紙などに縦書き文字を書き込むことができるアプリ情報の第2弾です!

2019年6月4日のブログ写真に縦書き文字が書き込めるiOSアプリ情報①〜縦書き文字入れ「文字入れくん」の続編となります。

ディスレクシアなどの発達障害や肢体不自由のある子どもたちの中には、書くことに困難さがあるため、配布されたプリントやワークシート、テスト問題などに文字を書き込むことが苦手な子どもがいます。

一方、書くことに困難さのある子どもたちの中には、iDevicesのキーボードや外付けキーボードへの入力が得意な子どもがいます。
そのような子どもたちであれば、写真に撮ったプリントや教科学習用ワークシート、テスト問題用紙などに書き込むことができるアプリ(SnapTypeなど)や2019年5月28日のブログiDevicesの写真にテキスト文字を書き込むマークアップ機能の使い方で紹介したマークアップ機能を利用することで、楽に書き込めるようになる可能性があります。

日本の学校教育の中で、最も書くことを求められるのが国語!!!
国語の学習では縦書きが求められることが多く、講演でも「縦書きができるアプリはありませんか?」と質問されることが少なくありません。

日本の学校教育の中で、最も書くことを求められるのが国語!!!
国語の学習では縦書きが求められることが多く、講演でも「縦書きができるアプリはありませんか?」と質問されることが少なくありません。

そんな時に紹介するアプリの一つがPhonto 写真文字入れです!
Phontoのロゴ
Phonto 写真文字入れは、写真に撮ったプリントなどに縦書き文字を入力することができるアプリです。

使える日本語フォントは40もあり、サイズや色を変更することやアーチ状に文字列を曲げることもできます。
有料版もありますが、無料版で十分使えますので、必要な方は試してみませんか?

「どうやって使うの?」という方のために、動画を撮ってYouTubeにアップしました。
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興味のある方はご覧ください。
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日本肢体不自由児協会が開催している第38回肢体不自由児・者の美術展/デジタル写真展の作品募集案内が公開されました。
美術展:デジタル写真展_募集案内
昨年度の第37回肢体不自由児・者の美術展/デジタル写真展では、現任校からもたくさんの子どもたちが応募して、中学部の子どもが美術展のコンピュータアート部門で優秀賞、小学部の子どもがデジタル写真展で特賞を受賞することができました。
 ↓ ↓ ↓
第37回肢体不自由児・者の美術展/肢体不自由児・者のデジタル写真展で現任校の子どもたちが受賞

締切は9月20日(金曜日)となっていますので、いわゆる1学期の間に作品を仕上げておくと良いですね。
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2019年5月26日のブログPDFや写真にテキスト文字が書き込めるiOSアプリ【SnapType】の使い方動画をYouTubeにアップしましたSnapTypeというアプリを紹介しました。

学校では配布されたプリントや教科学習用ワークシート、テスト問題用紙などに文字を書き込むことが多々あります。

ディスレクシアなどの発達障害や肢体不自由のある子どもたちの中には、書くことに困難さがあるため、配布されたプリントやワークシート、テスト問題などに文字を書き込むことが苦手な子どもがいます。

一方、書くことに困難さのある子どもたちの中には、iDevicesのキーボードや外付けキーボードへの入力が得意な子どもがいます。
そのような子どもたちであれば、写真に撮ったプリントや教科学習用ワークシート、テスト問題用紙などに書き込むことができるアプリ(SnapTypeなど)や2019年5月28日のブログiDevicesの写真にテキスト文字を書き込むマークアップ機能の使い方で紹介したマークアップ機能を利用することで、楽に書き込めるようになる可能性があります。

ただし、いずれの方法も横書きは得意なのですが、縦書きが...

日本の学校教育の中で、最も書くことを求められるのが国語!!!
国語の学習では縦書きが求められることが多く、講演でも「縦書きができるアプリはありませんか?」と質問されることが少なくありません。

そんな時に紹介するアプリの一つが縦書き文字入れ「文字入れくん」です!
縦書き文字入れ「文字入れくん」のロゴ
縦書き文字入れ「文字入れくん」は、写真に撮ったプリントなどにテキストボックスを作り、その中で縦書き文字を入力することができるアプリです(横書きにも対応しています)。

漢字にルビ(=ふりがな)を付けることもできますし、使えるフォントは37もあります。
無料でダウンロードできますので、必要な方は試してみませんか?

「どうやって使うの?」という方のために、動画を撮ってYouTubeにアップしました。
 ↓ ↓ ↓
iPad画面上の【文字入れくん】
iPadの写真アプリに保存された画像に縦書き文字を記入することができるアプリ【縦書き文字入れ「文字入れくん」】の使い方190524

よかったらご覧ください。
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2019(平成31)年2月8日(金)に愛媛大学で開催された平成30年度文部科学省受託事業 事業成果報告会に指定討論者として参加してきました。
190208事業成果報告会チラシ
事業報告会の様子
この研究事業にはアドバイザーとして昨年度から参加させていただいており、発達障害等による読み書きの困難さを抱える児童生徒の学習を支援に関する研究が進められています。

その中心となっているのが、愛媛大学教育学部特別支援教育講座苅田研究室
今回の成果報告会の内容は、以下のとおりです。


①FIAT-LDの開発と小中高におけるICT機器の活用 
 *学習上の支援機器等教材活用評価研究事業

②愛媛大学教育学部附属高園と協同した合理的配慮の提供[相談ブース(こもれび)]
 *発達障害の可能性のある児童生徒の多様な特性に応じた合理的配慮研究事業

③教育実践例に基づいた各教科の指導法の例
 *発達障害の可能性のある児童生徒等に対する教科指導法研究事業

④理解啓発事業による講演会の省察
 *特別支援教育に関する教職員等の資質向上事業

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