いつもお世話になっている山本一寿さんは、海外におけるAACに関する情報をFacebookで発信してくださっています。
直近のビッグニュースがISAACネタ!
ISAAC(International Society of Augmentative and Alternative Communication=国際AAC協会)が発行している雑誌AACの論文20本が無料で公開されているとのこと...

公開されているのは2014年から2018年のもので、Eye Trackerでの分析やiPadの効果に関連した論文だそうですので、興味のある方は是非ご覧ください!
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http://explore.tandfonline.com/content/med/isaac-free-online-collection

ISAACは2年に1回、国際的なカンファレンスを開催していて、ちょうど今年はその開催年に当たっていて、今月21日からオーストラリアのゴールドコーストで開催されます。
金森さんと一緒に参加する予定だったのですが、うっかりダブルブッキングしてしまい断念(T_T)
レポートを楽しみにしておきます。

さて、20年ほど前...
ISAACは2年に1度の国際カンファレンスの開催に併せて、書籍を発行していました。
1998年発行のCommunication Without Speech: Augmentative and Alternative Communication Around the World
Communication Without Speech表紙
2000年発行のBeneath the Surface: Creative Expressions of Augmented Communicators
Beneath the Surface表紙
2002年発行のWaves of Words: Augmented Communicators Read and Writeです。
Waves of Words表紙
2001年の夏、当時のISAAC副会長から「ISAACの書籍を発行するので、Samの実践をまとめて書いてくれないか」とオファーがあり、必死に英語と格闘しながら書いた覚えがあります。
タイトルはFinding the will, finding the way: Lessons from Two Augmented Communicatorsで、福岡市立今津養護学校に勤務していた時に支援した子どもさん2人の事例をまとめたものでした。

2人とも脳性まひによる肢体不自由があり、発話も筆記も困難でした。
1人はMSXパソコンと漢字Pワードというアプリケーションと自作スイッチを使って、文字と合成音声で意思が表出・伝達できるようになり、詩や物語を書くようになった子どもさんの事例です。
ISAAC用Photo01
もう1人はWords+社のMessage Mate 20というVOCAを使って意思の表出・伝達に取り組んだ子どもさんで、それを使いたいと思うような意欲を向上させるためにポラロイドカメラ(外付けスイッチを挿し込むスイッチジャックが付いていました)やビデオカメラ(外付けスイッチで操作できるようにリモコンを改造しました)を利用して、行事の写真係やビデオ係を担当してもらった事例です。
ISAAC用Photo02
この2人は、1996年に放映されたNHK教育「こどもの療育相談」でも紹介した子どもさんたちです。

そして発行されたのがWaves of Words: Augmented Communicators Read and Writeでした。
FindingTheWill
Waves of Words: Augmented Communicators Read and Writeは、まだISAACのサイトで購入できるようです。
興味のある方は注文してみてください。
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https://www.isaac-online.org/english/online-store/books/waves-of-words/