今年(2018年)の夏も「巡業」と呼んでいる講演・講習会・セミナーの類がスタートしました。
第1弾は、7月25日(水曜日)の福岡県立田主丸特別支援学校主催による地域研修会。
会場は福岡県立浮羽工業高校で、田主丸特別支援学校だけでなく福岡県立特別支援学校(直方、福岡、築城)、久留米エリアの小学校・中学校・高等学校の教員や障害児施設のスタッフ約70名が集まられました。
講演タイトルは「肢体不自由教育におけるICTの活用について」です。
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「話だけでは参加者が退屈するのでは?」と思い、104Lのキャリーバッグに、Simple Technologyのためのスイッチ類・アダプタ類・Latch&Timer装置・乾電池式オモチャ・家電品、Step-by-Step Communicator、iPad、i+Padタッチャー、視線入力用固定具、Windowsノートパソコン、Tobii Eye Tracker 4Cを詰めて持参しました。
映像をふんだんに盛り込んで話を進めましたので、実際に試していただいたテクノロジーは、Step-by-Step Communicatorと視線入力だけでしたが、皆さん熱心に聴講してくださいました。

ログのため、講演内容をかいつまんで記録しておきます。


1 肢体不自由教育で大切にしたいこと
肢体不自由児はカラダを動かす上での不自由さがあるけれど、その不自由さを改善・克服することを目指した教育だけでなく、子どもたちが持っているであろう「◯◯したい」というココロを不自由にさせない教育

肢体不自由という障害に目を向けるだけでなく、困難さに着目し、それを軽減するための方策を準備することが求められる

肢体不自由児の学習上または生活上の困難さを軽減するためにはAssistive Technologyの活用が不可欠

Assistive Technologyはハイテクばかりが注目されがちだが、ローテクも含まれる

2 肢体不自由教育でAssistive Technologyを効果的に活用するためには
「障害があるから◯◯デキナイ」という見方・捉え方ではなく、「どう工夫したら◯◯デキルようになるか「どうやったら◯◯という活動に参加できるか」という視点が重要

そのためにはデキルことを活かすという発想が必要であり、それを具現化するための手段としてAssistive Technologyを活用するという姿勢が大切

3 Assistive Technologyの活用が将来の暮らし(自立・社会参加)に寄与する可能性
テクノロジーを活用して生きる達人たちの紹介
重度・重複障害児の社会参加とはPartial Participationという考え方で良いのでは?

といった内容をお話ししました。
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第2弾は、7月27日(金)の宮崎県立日向ひまわり支援学校職員向け研修会です。
「iPadの活用について」というリクエストをいただいていますので、iPadやi+Padタッチャーなどを持参して演習形式で行う予定です。