2018年6月20日のブログで紹介した【iPhoneで視線入力するためのアプリ】が完成しました。
開発したのは、WWDC Student ScholarのMatt Mossさん!

True Depthカメラが搭載されたiPhone Xシリーズ(iPhone X、 iPhone XS、 iPhone XS Max、iPhone XR)で、視線入力ができるアプリHawkeye AccessがApp Storeからダウンロードできるようになりましたので、試してみました。
Hawkeye Access
Matt Mossさんが視線入力でブラウジングコンテンツを操作している様子の動画もYouTubeで公開されていて、コチラからご覧いただくことができます。
 ↓ ↓ ↓
Hawkeye Access | Control your iOS device with your eyes
Hawkeye Accessを使っている様子
視線入力の感度は、Windows用のローコスト視線入力装置Tobii Eye Tracker 4Cとあまり変わらない感じがしました。
とは言え、すべてのアプリが視線入力でコントロールできるわけではなく、Webブラウジングするための12個のコンテンツだけを操作することができます。
Hawkeye Accessで動くコンテンツ01
Hawkeye Accessで動くコンテンツ02
視線のキャリブレーションは、Windows用のローコスト視線入力装置Tobii Eye Tracker 4Cとあまり変わらず5個のドットを見つめるだけです。
視線入力の感度やタイミングなどは【Settings】で設定できるようになっています。
Setting
タップ動作は【Stare Selection=見続ける】【Blink Selection=まばたきする】【Smile Selection=口角を上げて笑顔を作る】という3つのモードが準備されており、いずれも難しくはありませんでした。
タップの3モード

Windows用視線マウスアプリのようにマウス操作ができるわけではありませんし、一部のブラウジング機能しかできませんが、日光のもと屋外でも視線を認識しますので期待したいテクノロジーだと思いました。
今後の動向に注目したいものです。

ちなみに、ザックリとですが使用している画面をiPhoneの画面収録機能で撮影してYouTubeにアップしました。
 ↓ ↓ ↓
iPhoneXシリーズに視線で入力するためのiOSアプリHawkeye Accessを試す181025

興味のある方はご覧ください。