視線入力による意思伝達に関わっておられるユーザーや支援者の方々ならご存知のように、Tobii Eye Tracker 4Cなどの視線入力装置を利用した意思伝達用アプリmiyasuku EyeCon SWは、Windows PCの画面にキーボードを表示して視線で入力するように作られています。
miyasuku EyeCon SW
現任校には、昨年度からiPadのアクセシビリティ機能スイッチコントロールを利用して、2個の外付けスイッチを使い分けながら文字タイプしている子どもがいます。
スイッチコントロールを利用しておられる方はお分かりのように、スキャン入力というのは時間がかかります。

キーボードを指でダイレクトに選択して入力する方が早いのと同じように、視線でダイレクトにキーを見て選択する方が早いのです。
しかし、その子は目が細い上に斜視もあるため、視線入力装置が反応しづらいのです。

そんな折、視線マウスアプリmiyasuku EyeConシリーズを開発・販売している株式会社ユニコーンさんとお会いして、「Quha社の装着型エア・マウスZono(テクノツール社が輸入販売)やAbleNet社のTracker ProのようなHead Tracking入力装置に対応したmiyasuku EyeConが作れませんか?」と相談しました。
その願いを実現するべく努力してくださり、プロトタイプができたという連絡をいただきました。

その名もmiyasuku Keyboard!

さっそく装着型エア・マウスZonoで試してみましたので、その様子をYouTubeにアップしました。
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miyasuku Keyboardを装着型エア・マウスZonoで試してみました181127
miyasuku KeyboardをZonoで
興味のある方は是非ご覧ください。