学校の授業などで使われる教科書や資料集だけでなく、ワークシートやテストといった配布プリントを読むことは、ディスレクシアの子どもたちにとって困難な場合が少なくありません。

その困難さをOCR(Optical Character Recognition/Reader=画像の中に表示されている文字をテキスト文字に変換する技術)によってテキスト文字に変換して読み上げるアプリとしてVoice4U TTSというアプリがあります。
Voice4uTTSのアプリアイコン
Voice4U TTSは、もともとタイプした文字を読み上げるというアプリですが、スマートフォンやタブレット端末のカメラで撮った画像の中にある文字をテキスト文字に変換する機能があるのです。
Voice4uTTSで撮影した文字列
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iPhone版アプリで撮ったWebサイトの文字列
Voice4uTTSで読み込んだテキスト文字
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テキスト文字に変換したWebサイトの文字列

以下、Voice4U TTSの紹介サイトから引用します。


Voice4u TTS (Text-To-Speech)は、入力した言葉や文章を自動的に読み上げる会話補助アプリです。

自閉症や言語障害など、言語の表現が難しい人々の気持ちや考えていること、行動、必要とするものを的確に伝えることができます。

従来のコミュニケーションデバイスと違い、軽く誰でもどこでも持ち運べて使え、今まで意思の表現の難しかった人たちの強力なコミュニケーション支援ツールになります。

キーボードでタイプをする代わりに、最新の OCR 技術を用いてカメラで撮影した文章を読み上げられます。

撮影した文字の言語もアプリが自動的に選んでくれます。

カメラで撮影して読み上げるのには、縦書きや手書きの文章や文字も読み込めます。

タイプした文や撮影した文章を保存でき、作成日、作成場所、および作成ユーザー毎に整理できます。

その使い方を紹介した動画がYouTubeにアップされていますので、興味のある方は是非ご覧ください。
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Voice4u TTS in Action