2019年6月15日のブログ令和元年度<音声教材普及推進会議>の実施要項が公開されていますで紹介した文部科学省主催〈令和元年度 音声教材普及推進会議〉の九州・四国・沖縄地区版が、2019年9月30日(月)長崎県長崎市にある長崎県市町村会館で開催されました。
昨年度に引き続き事例発表を依頼されましたので、【肢体不自由児の教科学習におけるデジタル化した教材の活用例】というタイトルで、Access Readingから提供してもらった教科書データを活用した事例を紹介してきました。

音声教材とは、文部科学省のサイトに以下のように書かれています。
文部科学省は、その困難さを軽減するべく音声教材等の開発を上記研究団体等に委託しています。
ところが、上記のような音声教材等があるにも関わらず、必要な子どもたちに届いて使われているとは言えません。
そこで、各自治体の教育委員会の担当者や当該学校の教職員に対して周知し普及推進するために、全国5地区で毎年開催しているのが音声教材普及推進会議なのです。
当日は、6団体が作成・提供している音声教材等の紹介ならびに入手方法の説明に続いて、近藤 武夫さん(東京大学先端科学技術研究センター准教授)による講演「学校現場におけるアセスメントとICT利用による読み書き支援」。
続いて、北九州市教育委員会「音声教材普及促進の取組〜マルチメディアデイジー教科書の導入〜」とSamによる事例発表の後、展示ブースでの体験というスケジュールでした。
今年度は、昨年度の4団体に広島大学「文字・画像付き音声教材」と愛媛大学「UNLOCK」が加わっていた点が特徴でした。
前者広島大学「文字・画像付き音声教材」はiPadアプリUDブラウザで読める教科書教材で、教科書に書かれているテキスト文字のみを表示して読み上げだけに特化したモード(教科書テキスト読み上げモード)、教科書とほぼ同じレイアウトになるよう画像も表示できるモード(教科書画像モード)の2つのモードを選んで使えます。
これまで、Samが関わった事例では、マルチメディアDAISY教科書とAccess Readingが提供する教科書データは画像のレイアウトが紙の教科書と違うページがあるので、使いたがらない子どもがいました。
その点、広島大学「文字・画像付き音声教材」は考えられているなぁという印象があります。
また、文字を拡大してもちゃんとリフローしてくれるので、ページが紙の教科書と同じように配列されます。

後者愛媛大学「UNLOCK」は、Samも文部科学省の受託事業でもお世話になっている愛媛大学教育学部特別支援教育講座苅田研究室が考案・開発された音声教材です。
その受託事業の中では、読み書きの困難さのある児童生徒の学びやすさを補償するための学習ツールの活用や開発をしていました。
実際に、子どもたちにICTを含めた学習ツールを提供すると以下のような問題点が浮かび上がってきました。
以下、UNLOCKのAboutのページから引用
↓ ↓ ↓
平成30年第196回通常国会において学校教育法等の一部を改正する法律案が5月25日に成立し、同年6月1日に平成30年法律第39号として公布され、平成31年4月1日に施行されました。
学校教育法等の一部を改正する法律案(第39号)の大きな目玉は、従来からの紙の教科書と併せて、デジタル教科書が導入できるようになったことです。

教科書をデジタル化することのメリットとして、マウス等のポインティングデバイスやタッチパネルによる操作でページめくりができるようになること、文字と背景のハイライトを変更すること、音声読み上げができるようになることなどが挙げられ、発達障害や肢体不自由などによる学習上の困難さのある子どもたちが学びやすくなることが予想されます。
学校教育法等の一部を改正する法律案(第39号)が施行されて半年が過ぎましたが、学校現場にデジタル教科書が普及しているかというと「?マーク」がつきます。
近い将来、どの子も自分に合った教科書が使える時代が来ると思いますが、現時点では音声教材等を使う方法が手っ取り早いと思います。
選択肢も増えていますので、一度サイトをチェックしてみてください。
昨年度に引き続き事例発表を依頼されましたので、【肢体不自由児の教科学習におけるデジタル化した教材の活用例】というタイトルで、Access Readingから提供してもらった教科書データを活用した事例を紹介してきました。

音声教材とは、文部科学省のサイトに以下のように書かれています。
学校には、通常の教科書で使用されている文字や図形等を認識することが困難な発達障害等がある児童生徒が在籍しています。
発達障害等により、通常の検定教科書では一般的に使用される文字や図形等を認識することが困難な児童生徒に向けた教材で、パソコンやタブレット等の端末を活用して学習する教材です。
製作団体がボランティア団体等の協力を得ながら音声教材を製作し、読み書きが困難な児童生徒に無償で提供しています(文部科学省「音声教材の効率的な制作方法等の在り方に関する調査研究」事業)。
詳細は、下記団体のホームページをご覧下さい。
・日本障害者リハビリテーション協会「マルチメディアデイジー教科書」
・東京大学先端科学技術研究センター「Access Reading」
・NPO法人エッジ「音声教材BEAM」
・茨城大学「ペンでタッチすると読める音声付教科書」
・広島大学「文字・画像付き音声教材」
・愛媛大学「UNLOCK」
文部科学省は、その困難さを軽減するべく音声教材等の開発を上記研究団体等に委託しています。
ところが、上記のような音声教材等があるにも関わらず、必要な子どもたちに届いて使われているとは言えません。
そこで、各自治体の教育委員会の担当者や当該学校の教職員に対して周知し普及推進するために、全国5地区で毎年開催しているのが音声教材普及推進会議なのです。
当日は、6団体が作成・提供している音声教材等の紹介ならびに入手方法の説明に続いて、近藤 武夫さん(東京大学先端科学技術研究センター准教授)による講演「学校現場におけるアセスメントとICT利用による読み書き支援」。
続いて、北九州市教育委員会「音声教材普及促進の取組〜マルチメディアデイジー教科書の導入〜」とSamによる事例発表の後、展示ブースでの体験というスケジュールでした。
今年度は、昨年度の4団体に広島大学「文字・画像付き音声教材」と愛媛大学「UNLOCK」が加わっていた点が特徴でした。
前者広島大学「文字・画像付き音声教材」はiPadアプリUDブラウザで読める教科書教材で、教科書に書かれているテキスト文字のみを表示して読み上げだけに特化したモード(教科書テキスト読み上げモード)、教科書とほぼ同じレイアウトになるよう画像も表示できるモード(教科書画像モード)の2つのモードを選んで使えます。
これまで、Samが関わった事例では、マルチメディアDAISY教科書とAccess Readingが提供する教科書データは画像のレイアウトが紙の教科書と違うページがあるので、使いたがらない子どもがいました。
その点、広島大学「文字・画像付き音声教材」は考えられているなぁという印象があります。
また、文字を拡大してもちゃんとリフローしてくれるので、ページが紙の教科書と同じように配列されます。

後者愛媛大学「UNLOCK」は、Samも文部科学省の受託事業でもお世話になっている愛媛大学教育学部特別支援教育講座苅田研究室が考案・開発された音声教材です。
その受託事業の中では、読み書きの困難さのある児童生徒の学びやすさを補償するための学習ツールの活用や開発をしていました。
実際に、子どもたちにICTを含めた学習ツールを提供すると以下のような問題点が浮かび上がってきました。
以下、UNLOCKのAboutのページから引用
↓ ↓ ↓
その現状を分析した結果、インターネットに接続しない情報端末である電子辞書で使えるツールとしてUNLOCKが開発されました。
本人からは「自分だけiPadやパソコンを持って行くのは不自然だし恥ずかしい」、「特別扱いされているようで嫌だ」、「(Text-to-Speech機能での読み上げは)変な読み方が混じるから、気になって集中できない」等の理由により、授業では使用したくないとの回答が得られました。
保護者も「合理的配慮としてiPadやパソコンを授業中にも使わせたいが、発達障害という診断をクラスメイトやその保護者に理解してもらえるかどうか」と危惧しています。
くわえて、多くの学校現場では、情報セキュリティの観点から、インターネットに接続できるタブレット型情報端末の持ち込みが制限されています。
これらの端末の利用が発達障害等のある児童生徒への合理的配慮であったとしても、教職員は情報ネットワーク管理部局との調整に苦慮しているというのが現状です。
平成30年第196回通常国会において学校教育法等の一部を改正する法律案が5月25日に成立し、同年6月1日に平成30年法律第39号として公布され、平成31年4月1日に施行されました。
学校教育法等の一部を改正する法律案(第39号)の大きな目玉は、従来からの紙の教科書と併せて、デジタル教科書が導入できるようになったことです。

教科書をデジタル化することのメリットとして、マウス等のポインティングデバイスやタッチパネルによる操作でページめくりができるようになること、文字と背景のハイライトを変更すること、音声読み上げができるようになることなどが挙げられ、発達障害や肢体不自由などによる学習上の困難さのある子どもたちが学びやすくなることが予想されます。
学校教育法等の一部を改正する法律案(第39号)が施行されて半年が過ぎましたが、学校現場にデジタル教科書が普及しているかというと「?マーク」がつきます。
近い将来、どの子も自分に合った教科書が使える時代が来ると思いますが、現時点では音声教材等を使う方法が手っ取り早いと思います。
選択肢も増えていますので、一度サイトをチェックしてみてください。







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