オーストラリア在住のChristopher Hills(通称Chris)は、脳性まひによる四肢麻痺のある障害当事者です。

日常生活の大部分で介助を必要としていますが、彼がICT機器を活用するスキルはとにかくスゴいのです!

Mac、iPhone、iPad、Apple TVといったApple製品をアクセシビリティ機能【スイッチコントロール】で操作するのです。

Macで使うスイッチコントロール用キーボード《カスタムパネル》も自分で作っちゃいますし、Mac用ビデオ編集アプリFinal Cut Pro XのApple Certifiedも取得しています。

そのスキルと知識をまとめたHandsfree Mastering Switch Control on iOSという電子書籍をApple Booksにリリースしており、世界中のスイッチコントロール・ユーザーが彼の実力を認めています。
Chrisが書いた電子書籍Handsfree
そんなChristopher Hillsが自身のYouTubeチャンネルで、iOS13/iPadOS13に追加されたアクセシビリティ【スイッチコントロール】のヘッドトラッキングを利用している様子の動画をアップしました。
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Assuming Ability (with Audio Descriptions)

この動画では、ヘッドトラッキング入力のことだけでなく、Appleのスイッチコントロール技術を使うとどのようなことが可能になるかを紹介しています。

スイッチコントロールユーザーにとっては参考になると思いますので、是非ご覧ください。

なお、iPadOS13/iOS13のヘッドトラッキング入力については、Samのブログ記事とYouTube動画でも紹介しています。
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iPadOS13/iOS13のアクセシビリティ新機能〜ホームボタンの無いiPhoneやiPad Pro(第3世代)でヘッドトラッキング入力ができるようになりました(ブログ記事へ)
iOS13/iPadOS13のアクセシビリティ新機能【ホームボタンの無いiDevicesのスイッチコントロールに追加されたヘッドトラッキング機能】ショートVer.20190925_03#0404(YouTube動画へ)