パソコンなどのマウスポインターを顔(頭)の動きで操作することができるFace Tracking(Haed Trackingとも言います)というテクノロジーがあります。

当ブログでも以下のようなFace Tracking(Head Tracking)入力に関する内容を紹介してきました。
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【Android】Android端末でハンズフリー入力できるアプリ【Open Sesame】
【Android】Android版ハンズフリー入力支援アプリ【Open Sesame】がバージョンアップ
【iPhone/iPad】ホームボタンの無いiPhoneやiPad ProにHead Tracking入力して文字をタイプしてしゃべらせるアプリJabberwocky Hands-Free AACを試してみました
【iPhone/iPad】iPadOS13/iOS13のアクセシビリティ新機能〜ホームボタンの無いiPhoneやiPad Pro(第3世代)でヘッドトラッキング入力ができるようになりました
【iPhone/iPad】ホームボタンのあるiPad/iPhoneでもFace Tracking/Head TrackingできるVOCAアプリ【Sesame Talking Keyboard】がApp Storeで無料公開
【Windows】WindowsでFace Tracking入力できるアプリ【Open Sesame】
【Mac】顔(頭)を動かすだけでMacのマウス操作ができるアプリiTracker for Mac
【Mac/Windows/ChromeBook/Android/iPhone/iPad】Head Tracking入力装置(=Head Mouse)TrackerPro 2

つい先日もこういう記事を書いていました。
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iPhoneでFace TrackingしながらMacを操作することができるアプリ【Hawkeye Sidekick】と【Hawkeye Access】のベータ版がリリースされました

そんな折、TwitterでGuilherme Rambo(@_inside)さんが興味深いツイートをされました。
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動画付きのツイートで、Macの内蔵カメラを使ってFace Trackingしている動画が貼ってありました。
どうやら、開発者向けmacOS Catalina 10.15.4 beta 1のアクセシビリティに含まれている機能で【head pointer】と呼ばれているようです。

この【head pointer】について、AAPL Ch.さんが以下のようにまとめてくださっています。
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macOS 10.15.4 Catalinaではアクセシビリティの新機能として、FaceTimeカメラなどを利用しユーザーの頭の動きとマウスポインターの動きを連動させる「ヘッドポインタ」が利用できるようになるもよう。

以下、AAPL Ch.さんのWeb記事から引用。


Guilherme Ramboさんによると、Appleが現在開発者やPublic Betaテスター向けに公開している「macOS Catalina 10.15.4 beta」では、Macに搭載されているFaceTime HDカメラを利用し、ユーザーの頭の位置とマウスポインターを連動させる「ヘッドポインタ」機能がアクセシビリティに追加されているそうです。

ヘッドポインタ機能は、アクセシビリティのポインタコントロールの代替コントロール機能の1つとして提供され、MacのFaceTimeカメラはiPhoneやiPadのTrueDepthカメラほど高精度ではないため、ユーザーの目線(注視)を追うのではなく、大まかな頭の動きや顔の向きとマウスポインターが連動するようになっているようで、ポインターの速度やポインターが動き出す頭の移動量などもサポートされるようです。

この機能がmacOS Catalina 10.15.4に実装されれば、頸損患者など頭を自由に動かせる肢体不自由者・児でMacを操作したいという方には朗報になるのではないでしょうか。