今日のブログ記事のタイトルは講演のタイトルのようになりましたが...

岩手県在住のMさん親子から、家庭でVOCAを活用していらっしゃる動画が届きました。
 ↓ ↓ ↓
200716高3年MRさん-ビッグステップバイステップウィズレベルを利用して朝食時に母親とコミュニケーションする20200719_#0485

ビッグマックビッグステップバイステップウィズレベルなどのVOCAは、「こういう言葉が出せるとイイなぁ」と思った時にサクッと録音できて、ソッコーで音声出力できますので、たいへん便利です。

Mさんが音声言語で意思を表出する(=言葉をしゃべる)ことは困難かもしれませんが、VOCAを活用して家族とのコミュニケーションがとれることは、社会の中での活用に繋がると思います。

徳島県在住のMさん親子は、娘さんが成人して得た選挙権を行使するため、ビッグマックに「はい、その人でお願いします」という言葉を録音して投票所に行っておられます。

立会人から「立候補者を読み上げますので、投票したい人の名前を呼んだらスイッチを押してください」と言われますので、自分が投票したい人の名前のところでビッグマックのスイッチを押すという方法で投票するとのことです。

もちろん初めて投票所に行った時には、VOCAによる投票は理解されず、Mさんは説得に奔走されたそうですが、今ではそれが当たり前になっているとのことです。

コンビニなど近所のお店に行ってレジの人とVOCAで買い物をするという取組をしておられる方もたくさんいらっしゃるようです。

VOCAをはじめとしたコミュニケーション支援機器は、社会の中で使うことによって認知されると思います。
一人でも多くのコミュニケーション支援機器ユーザーが、学校内での活用にとどまらず、家庭や社会の中で活用するようになってほしいと願っているSamです。