子どもたちにとって、Nintendo SwitchPlay Station 4などの市販ゲーム機で遊ぶことは大きな楽しみだと思います。
しかしながら、肢体不自由児の場合、市販ゲーム機を操作するためのコントローラーへの入力がままならないことが少なくありません。
そのため、市販ゲーム機で楽しそうに遊ぶ兄弟姉妹の横で、眺めるだけの肢体不自由児...
そんな子どもたちも「ゲームがしてみたい」と思っているのではないかと思います。

2020年11月12日のブログFlex Controllerを経由した視線入力でNintendo Switchを操作するための機器類の構成例で紹介したように、テクノツール株式会社さんがオンラインショップat-mallで発売を開始されたFlex Controller(フレックス・コントローラー)と視線追跡装置を使って視線入力でNintendo Switchの操作ができるようになりました。
Flex Controllerの機器構成
Flex Controllerで視線入力するための機器構成図
購入したばかりのマリオカート8デラックスは初期設定(=デフォルト)で《ハンドルアシスト》《ジャイロ》《オートアクセル》がONになっていますので、Flex Controller拡張アプリ(FCEA)Flex Controllerの【A】スイッチに相当する視線スイッチを画面内に作れば、視線入力するだけでゲームを楽しむことができます。
Flex Controllerで視線入力するための機器構成
そこで、視線追跡装置Tobii Eye Tracker 4Cを使って、現任校の小学生に視線入力でNintendo Switchマリオカート8デラックスを操作してもらいました。

その時の様子を撮影した動画がコチラ!
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201111小2年-FlexControllerとTobiiEyeTracker 4Cによる視線入力でNintendoSwitch【マリオカート8デラックス】を操作する20201111_#0534

対象児の家族はNintendo Switchマリオカートで遊ぶことがあるそうです。
その輪の中で一緒にゲームを楽しめる日が来るとイイなぁ...と思うSamです。