日本時間の2021年9月14日未明、AppleはiDevices向けOSのバージョン14.8(ビルド番号18H17)をリリースしました。
iOS14_8アップデータ画面
iPadOS14_8アップデータ画面
対応機種は、iPhone6s以降のiPhone、iPad Pro(全モデル)、iPad Air 2以降のiPad Air、第5世代以降のiPad (無印)、iPad mini 4以降のiPad mini、iPod touch(第7世代)となっています。
今回のアップデートには重要なセキュリティアップデートが含まれているそうなので、手持ちのデバイスをアップデートしてみました。
そして、設定アプリに含まれているアクセシビリティをチェックしていたところ、iPhone用のiOS14.8にはスイッチコントロールの入力ソースとして背面タップが追加されていることが分かりました。
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iOS14.8で追加されたスイッチソース
つまり、片手持ちのユーザーでiPhoneの背面をタップすることができれば、背面をダブルタップまたはトリプルタップすることでスイッチコントロールを機能させることができるようになったというわけです。
スイッチソースの背面タップ
さらに試してみたところ、スイッチソースとして画面と背面タップは共存することも分かりました。
つまり、画面タップと背面タップの両方ができるユーザーにとっては入力手段が増えることになります。
ちなみに、iPadでは背面タップの入力ソースは追加されていません。

ネット上では、近日中にiOS/iPadOSはバージョン15がリリースされると予想されていますが、その中でもアクセシビリティに新しい機能が追加されるかもしれませんね。