英国に拠点を置くSpecial Effectは、「世界中の身体障害児・者がビデオゲームをコントロールし、楽しさと生活の質を最大化するというのが使命です」というコンセプトのもと、2007年に設立された慈善団体です。
パソコンゲーム(欧米ではよくビデオゲームVideo Gamesと呼ばれます)をアクセシビリティスイッチ、ゲームコントローラ、Xbox Adaptive Controller、視線追跡装置などで操作できるようにする技術開発に加え、学校や病院などへの導入をサポートしていて、Video Games for allBubbleBustersStarGazeEye Gaze GamesEye Minegameaccess.infoという6つのミッションがあります。
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SpecialEffectの6ミッション
Video Games for allは、身体に障害がある人がビデオゲームをするためのサポート
BubbleBustersは、病気やけがなどで登校できない子どもが自宅や病院にいたまま学校に置いたロボットを使用して授業などに参加するためのサポート
StarGazeは、突然の病気やけがで身体が麻痺してしまい入院している人々への視線入力のサポート
Eye Gaze Gamesは、世界中の誰もが視線入力でプレイできるように最適化された無料のWebゲーム
Eye Mineは、目を動かすだけでMinecraftをプレイする方法
gameaccess.infoは、ビデオゲームをするための支援機器やソフトウェアに関するアクセシビリティ情報
なお、Special Effectの活動はコチラの動画を視聴すると分かります。
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SpecialEffect: It's everyone's turn to playSpecial Effectの紹介動画へ)

ミッションの一つにEye Gaze Gamesという「視線入力でプレイできるように最適化された無料のWebゲームサイト」があります。
視線追跡装置と視線マウスアプリがあれば、すぐに楽しめます。
サイトに準備されている無料のゲームコンテンツは11種類!
Eye Gaze Gamesのゲームコンテンツ01
Eye Gaze Gamesのゲームコンテンツ02
Welcome to SpecialEffect's Eye Gaze Games | 1:33Eye Gaze Gamesの紹介動画へ)

なかでも、SamのオススメはEye Driveというレース系ゲームです。
絵柄も効果音も本格的で、視線入力だけでなくマウスポインタを動かすことができれば他の入力装置でも遊べます。
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Eye_Driveのスタート画面
Eye Driveゲームのスクショ
これまで、上虎 寝たきりゲームProjectみやびProjectのサイトを参考に、Nintendo Switch マリオカート8デラックスを視線入力で操作する方法を紹介してきましたが、以下の機器やアプリが必要でした。

① Windowsパソコン
② HDMIキャプチャー機器(キャプチャーボードとも呼ばれます)・・・ゲーム画面をパソコンに表示させる機器で、SamはSKnet社MonsterX U3.0Rを使っていました
③ 視線入力装置Tobii Eye Tracker 4C(販売終了)またはTobii Eye Tracker 5Amazonで購入できます)
④ TITAN ONE(「タイタンワン」と呼びます)・・・パソコンからの信号をゲーム機用のコントローラーに変換する機器です
⑤ Nintendo Switch本体とマリオカート8デラックスアプリ
⑥ ゲーム用視線入力ソフトmiyasuku Game・・・視線入力でゲームを操作するためのアプリケーションソフトウェア
※上記⑥miyasuku Gameを使う代わりにFlex Controller(フレックス・コントローラー)を利用する方法もあります

けっこう机の上がゴチャゴチャしますし、慣れていないと設定に時間がかかってしまいます。
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視線入力でNintendoSwitchを操作するための機器構成例
Flex Controllerで視線入力するための機器構成
その点、Eye Gaze GamesEye Driveは、視線追跡装置Tobii Eye Tracker 5と視線マウスアプリmiyasuku EyeConLT2さえあれば、すぐにゲームが楽しめます。
Eye Driveに視線で入力中の画面
TITAN ONEやHDMIキャプチャー機器、miyasuku GameFlex Controllerといった機器類やアプリは持っていないけどTobii Eye Tracker 5miyasuku EyeConLT2があるので、レーシング系ゲームをやってみたい」という方や機器類を揃えるのが難しい特別支援学校などで試してみてはいかがでしょうか?

なお、このブログ記事を書くにあたっては、Special Effectさんからの許諾を得ています。