タイトルのSwitchBotとは、部屋の壁に付いている電源ON/OFFスイッチや家電品のスイッチを物理的に押すことができなくても、スマートデバイスからの遠隔操作でスイッチをON/OFFすることができる小型ロボットのことです。
たくさんのSwitchBot製品が販売されていますが、そのうちの一つにSwitchBotカーテンがあります。
SwitchBotカーテン
Samが特命教授を務めている熊本高等専門学校では、KOSEN-ATの活動の一環として、地域の障害者・児のe-AT活用をサポートするという社会実装に取り組んでいます。
そのうちの一つとして、隣接する熊本県立黒石原支援学校に在籍する児童生徒の学習活動や障害のある教職員の業務をe-ATでサポートしています。
2021年度からその取組を深めることになり、現場のニーズをヒアリングし、それに基づいてe-AT機器の開発や貸し出しを行っています。
先日から紹介しているBluetoothインターフェイス【KOSEN-AT製KME(仮称)プロトタイプ】の開発もその取組の一つです。
KME-M4外観
KME-M2 Ver.20220418本体
KME-M4にスイッチ4個を接続した状態
熊本県立黒石原支援学校には障害のあるH先生が在職しておられます。
H先生に授業や学級経営などの業務を遂行する上で困っていることをオンラインでヒアリングしたところ、喫緊の課題として「体温調節が困難なので職員室の机を囲むような透明のカーテンを付けてもらっているが、(肢体不自由と視覚障害があるために)自分で開け閉めすることができない」ということが出されました。
その課題を解決する方法を学生に考えてもらいました。
課題解決に向けて知恵を出し合う学生
課題解決に向けてディスカッションする学生
その解決策として、カーテンの開閉を遠隔操作できるSwitchBotカーテンを使うというアイディアが出されました。
必要な機器類を揃えて、H先生にとって最適と思われる入力方法を含めてSwitchBotカーテンの活用方法を研究しました。
H先生にスマートフォン用SwitchBotアプリで操作してもらっている様子をYouTubeにアップしました。
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iPhoneのSwitchBotアプリでSwitchBotカーテンを動かす20220526_#0689(YouTube動画へ)

動画を撮影した後、「これから暑くなるので、エアコンの冷気を外に逃さなくなるから助かります」という感想をH先生が話してくれました。
実際に使ってもらいながら、改善点を工夫していく予定です。