2022年6月21日(月曜日)A特別支援学校からの依頼で、e-AT活用に関するコンサルテーションの機会をいただきました。
当日は、中学部訪問学級生徒2名と小学部通学学級児童2名の子どもたちのe-AT活用について、担任教員と訪問学級生徒の保護者からの相談でした。
相談内容は以下のようなことがらでした。
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①中学部訪問学級生徒Bくん〜アクセシビリティスイッチは何が良いですか?
②中学部訪問学級生徒Cさん〜手が動かせないけどボッチャをやりたい
③小学部児童Dさん〜GIGAスクール構想で配備されたiPadを使ってみたい
④小学部児童Eくん〜視線入力でキャリブレーションがうまく取れません

備忘録として、また、該当校の皆さんに振り返っていただくため数回に分けて書いてみます。
まずは、①中学部訪問学級生徒Bくん〜アクセシビリティスイッチは何が良いですか?という相談について...

スクーリングで登校していたBくんのママさんと担任の先生から「自宅にマイiPadはあるものの、自分で操作することはできません。学校のPPSスイッチのピエゾセンサースイッチを右眉の上に貼って試したり、視線入力も試したことがありますが、イマイチしっっくりこないのです。どのような入力方法がら良いかを知りたいです。」という相談でした。
PPSスイッチ
学習している様子を見させていただいたところ、ママさんが言われたように右眉の上にピエゾセンサースイッチを貼ることで入力できそうに思えました。
そこで、「どんなに優れた入力装置があっても本人にとってお得なこと(楽しめること、感謝されること、依頼されること、など)が無いと入力しないと思います。」とお話しして、「好きなことは何ですか?嫌いではないことでも良いですよ。」とママさんに尋ねたところ、「妹たちが見ている動画は嫌いではないようです。」という返事でしたので、「スイッチジャック付きBluetoothマウスにPPSスイッチを接続して、iPadのYouTubeアプリで好きな動画の再生/停止をしてみると良いかもしれませんね。」と返答して試してもらうことになりました。
スイッチジャック付きBluetoothマウスは、みやびProjectショップさんが発売しているスイッチ改造Bluetoothマウスを紹介。
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スイッチ改造Bluetoothマウス
他にも「ママさんが料理を作る際、レシピ動画の再生係をしてもらうというのはどうでしょう?ママさんは助かりません?また、妹たちが好きな動画の再生係はいかがですか?そうすることによって、Bくんは家族から感謝されたり依頼されたりするようになりませんか?そういう経験をたくさん積むことで、『ボクが右眉を動かしたら、動画が再生できるゾ。みんなも喜んでくれるし、ありがとうって言われてるゾ。じゃあ、もう一回やってみるか!』と思うかもしれませんね。」とお話しました。

また、家庭での役割をイメージしやすいように、Rinさんがイチゴ狩りをしている動画もご覧いただきました。
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いちご狩りだよ!(YouTube動画へ)

動画をご覧になったママさんから「こんなことができるんですか!ウチでもやりたいなぁ」という言葉が聞けましたので、次にお会いするのが楽しみです。

今日のところは、ここまで...