2022年7月3日のブログ佐賀市にこっと(nicotto)さんでの6月分e-AT活用サポート①〜Cosmoスイッチでシャボン玉を飛ばそうの続編です。
2022年6月27日(月曜日)ににこっと(nicotto)さんに来所していた子どもたちのうち1人が、佐賀市にある福祉系事業所でのe-AT活用のサポートに行ってきましたで紹介した小学6年生のAさんでした。
5月17日AさんにはEyeMoT Sensoryで「見ると画像や音響が変化する」遊びを試してもらいました。
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220517小6年-Tobii Eye Tracker 4Cと【EyeMoT Sensory】を利用して視線入力で画面と音を変化させて遊ぶ20220518_01#0681(YouTube動画へ)

また、EyeMoT Sensoryの《おえかき》で絵も描いてもらいました。
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220517小6年-Tobii Eye Tracker 4Cと【EyeMoT Sensory】を利用して視線入力で絵を描く20220518_02#0682(YouTube動画へ)

そこで、今回(6月27日)は、別のWindowsアプリを試してもらいました。
試したアプリは、英国のSensoryGuru Ltd.が開発販売しているSensory Eye-FXです。
Sensory Eye-FXの起動画面
30種類のコンテンツがあるSensory Eye-FXは5つの段階ごとに分類されていて、たいへん良く考えられており、「見ると画面が変化する」という因果関係の理解や注追視する能力の向上を図る学習に利用できます。
ひいては、VOCAアプリの利用や文字入力に発展させていくことに繋がるのではないかと思います。

実際に使うには、視線追跡装置(=Eye Tracker)と視線マウスアプリmiyasuku EyeConLT2を利用して視線で入力します。
もちろん、
Sensory Eye-FXマウスなどのポインティングデバイスでも作動しますが、視線入力の練習用として開発されていますので、視線マウスアプリは必須です。
使用している視線入力環境
Aさんには、Sensory Eye-FXのSensory Circles、Star Trails、Splodgeという3つのコンテンツを試してもらいました。
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Sensory Circlesを視線で操作するAさん
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Splodgeを視線で操作して絵を描くAさん
当日撮影した動画をYouTubeにアップしましたので、どのような様子だったかが分かると思います。
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220627小6年-Windows用入力練習アプリSensory Eye-FXのSensory Circlesに視線で入力して画面と音を変化させて遊ぶ20220702_01#0701(YouTube動画へ)


220627小6年-Windows用入力練習アプリSensory Eye-FXのStar Trailsに視線で入力して画面と音を変化させて遊ぶ20220702_02#0702(YouTube動画へ)


220627小6年-Windows用入力練習アプリSensory Eye FXのSplodgeに視線で入力して絵を描く20220702_03#0703(YouTube動画へ)


この日はそうとうに暑かったのですが、入浴後だったせいか目の動きがバッチリでした。
Splodgeでこんな素敵な絵も描いてくれました。
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Aさんが視線入力で描いた絵
合計で4枚の絵を描いてくれましたので、うまくコラージュできると素敵な作品に仕上がりそうですね。

今日のところは、ここまで...