e-AT活用に関するコンサルテーションを依頼されているA特別支援学校では、株式会社ユニコーンさんのご協力によりeBOCCIAが活用できるようになりました。
そのきっかけとなったのが、2022年6月28日のブログA特別支援学校におけるe-AT活用に関するコンサルテーション記録②〜手が動かせないけどボッチャをやりたい女の子の願いを叶えたいで書いた記事です。

中学部訪問学級生徒Cさんは昨年度の授業で取り組んだボッチャがとても楽しかったそうです。
担任の先生が試行錯誤しながらボールを転がすようにしたそうですが、なかなかうまくいかず、結局、担任の先生がCさんの手を介助してボールを転がしたとのこと...
大学を卒業したばかりでヤル気に満ちあふれた担任の先生から「Cさんは視線入力もピエゾセンサーの入力も上手なので、1人でボッチャのボールを投げるようにできませんか?」という相談を受けました。

そこで、株式会社ユニコーンさんに相談したところ「Cさんの願いを叶えることは弊社の理念ですので、協力しましょう!」と言ってくださいました。
株式会社ユニコーンさんとA特別支援学校の情報教育担当教員・Samの三者で連絡を取り合いながらスケジュールを調整して、2022年8月2日にeBOCCIAを搬入していただきました。
ランプの組み立て手順を教わる教員
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eBOCCIAランプの組み立て手順を教わるA特別支援学校の教員
アプリの使い方を学ぶ教員
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設営が終わってmiyasuku BOCCIAアプリの操作方法を教わるA特別支援学校の教員
ひととおり説明を受けた後、実際に教員同士でeBOCCIAを操作してみました。
入力方法として、専用コントローラ入力、視線入力のみ、視線入力とアクセシビリティスイッチ入力の併用、クライアント用Windowsパソコンのトラックパッド入力、を試してもらいました。
miyasuku_BOCCIAアプリに視線で入力する
視線入力とスイッチ入力で操作
トラックパッド入力で操作する
その時の様子を撮影してYouTubeにアップしました。
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インクルーシブBocciaシステム【eBOCCIA=eボッチャ】を視線入力・スイッチ入力・トラックパッド入力で操作する20220808_#0723(YouTube動画へ)

さぁ、準備は整いました!
二学期の授業で活用できることを教員もCさんも、またCさん以外の子どもたちも楽しみにしていることでしょう。
サポートに伺った時にレポートできるとイイなぁ...