2022年8月9日（火曜日）は、佐賀県佐賀市にある医療的ケア児者対応の重心型デイサービス＆日中一時支援事業所にこっと（nicotto）さんにおけるe-AT活用のサポート日（＝８月１回目）でした。
サポートした内容を数回に分けて紹介してみます。

まずは、５歳のKさん...
６月や７月のe-AT活用サポート日に、Cosmo Switchに入力してシャボン玉を飛ばしていた子どもさんです。

その時の様子はコチラでご覧いただけます。
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Cosmoスイッチ＆iPad＆MaBeeeで乾電池式オモチャ【バブルエッグスプローダー】を動かしてシャボン玉遊び20220718_#0709（YouTube動画へ）

来春、小学校に入学する年齢の子どもさんなので、VOCAアプリを利用して意思を伝える手段を身に付けさせたいところです。
とは言え、Cosmo Switchを叩いて入力することはできますが、ピンポイントに指でタップすることは難しい運動発達段階です。
また、iPadを使ったことが無いとのこと...
そこで、iPadの知育アプリなどを使って、「iPadの画面に触ると楽しいことが起きる」という因果関係に気づいてもらう活動を仕組んでみました。

にこっと（nicotto）の保育士さんによると「Kさんは、歌や音楽は好きなようです」ということでしたので、キーリンバアプリを試してみることにしました。

その時の様子がコチラです。
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220809幼児5歳-キーリンバアプリを起動したiPadの画面を触って音色を楽しむ20220811_01#0724（YouTube動画へ）

動画のキャプションにも書いていますが、生まれて初めて触るiPadですので、どういう使い方をするのか手本を見せました。
キーリンバアプリから聞こえる音は、Kさんにとって心地よかったようで、しばらく待つとiPadに手を伸ばして音を鳴らすことができました。
間髪入れず賞賛する保育士さん！
すると、またキーリンバに入力するKさん！
ん〜、このアプリはKさんにとって「お得」な気がします。

Kさんは指一本を独立させてiPadに触ることはまだできませんので、複数指で同時に画面を触ってしまう可能性があります。
そうなると、一般的には便利だと言われるiPadOSのマルチタッチジェスチャが機能してしまってアプリが終了したり、Appスイッチャーが機能したり、前に使っていたアプリが表示されたりする可能性があります。
そこで、誤って複数指で同時に画面を触ってマルチタッチジェスチャが機能しないように、iPadOSのアクセシビリティ【アクセスガイド】をONにした状態で遊ぶようにしています。

どのアプリがKさんの「お得感」に繋がるかを知りたくなりましたので、続けて、他のアプリも試してみました。
その内容は、また後日...