2022年8月18日(木曜日)、佐賀県佐賀市にある医療的ケア児者対応の重心型デイサービス&日中一時支援事業所にこっと(nicotto)さんでのe-AT活用サポートに関する備忘録第5弾です。

第1弾はコチラ
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佐賀市にこっと(nicotto)さんでの8月2回目のe-AT活用サポート①〜仰臥位で視線入力する工夫
キーボードを裏返したノートPCで視線入力
第2弾はコチラ
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佐賀市にこっと(nicotto)さんでの8月2回目のe-AT活用サポート②〜入浴時に使う洗顔フォームは自分で泡立てよう
空気圧センサーでカプチーノミキサーを動かす仕組み
第3弾はコチラ
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佐賀市にこっと(nicotto)さんでの8月2回目のe-AT活用サポート③〜ピエゾセンサーに入力してWindows用インクルーシブゲームEyeMoT 3DX_00「運動会」《徒競走》競技で自主練習
ピエゾセンサーで徒競走に入力
第4弾はコチラ
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佐賀市にこっと(nicotto)さんでの8月2回目のe-AT活用サポート④〜空気圧センサーに入力してWindows用インクルーシブゲームEyeMoT 3DX_00「運動会」で自主練習
空気圧センサーで運動会に入力
PPSスイッチの空気圧センサーに入力してWindows用インクルーシブゲームEyeMoT 3DX_00「運動会」試作版で自主練習した特別支援学校(肢体不自由)に在籍する中学3年生のAくんにやってもらった次のゲームは、島根大学総合理工学研究科の伊藤史人助教の開発チームが開発・提供しているWindows用ゲームSCoT 3D Game_03「ワンスイッチ野球盤」です。
ワンスイッチ野球盤の起動画面
SCoTとはSwitch Controll Trainingの略で、アクセシビリティスイッチに入力するだけで遊べる仕様になっています。
基本的にスペースキー・マウスの左クリック・ジョイスティックボタンの入力で遊べるようになっていますので、みやびProjectショップさんが販売しているスイッチ改造BluetoothマウスXbox Adaptive Controllerをはじめとしたスペースキーやマウスの左クリックが送出可能なスイッチ・インターフェイスがあれば、それらにアクセシビリティスイッチを接続すればOKです。
改造マウスとスイッチ
XAC背面とスイッチ
今回は、スイッチ改造BluetoothマウスPPSスイッチを接続し、Aくんには両足の裏の間に空気圧センサーを挟み込むようにフィッティングして入力するようにしました。
空気圧センサーでワンスイッチ野球盤
1P Player、Home Run Derby、Practiceを試してみましたが、パソコンが投げるボールに対してタイミングよくスイッチ入力できればボールが打てるというHome Run Derbyが気に入ったようです。
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Home Run Derbyの画面
Home Run Derbyで遊んでいる時の様子がコチラ!
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220818中3年-Windows用ゲームSCoT 3D Game_03「ワンスイッチ野球盤」に両足の裏の間に挟むように固定したPPSスイッチの空気圧センサーで入力する20220831_#0743(YouTube動画へ)

けっこうタイミングよく入力できて、ホームランを打ってますね。

結局、この日は小学6年生のAさんと対戦することができませんでしたが、機会があれば視線入力ではなくスイッチ入力で対戦してもらおうと思っています。