2022年9月4日(日曜日)13:00〜第1回MELC特支合同オンライン研修会に参加しました。
MELC(「メルシー」と呼ぶそうです)とは、Microsoft Educator Local Communityの略で「マイクロソフトのソリューションを学校現場で活用して、子供たちの新しい学びの形を考え、実現したいと思っている教育関係者が、校種を超えて集まり活動している、地域発のコミュニティ」とのこと...

研修会は、特別支援教育関係者4人の実践報告と日本マイクロソフト株式会社の田中 達彦さんによる講演「マイクロソフトにおけるアクセシビリティの取り組み」という盛り沢山な内容でした。

GIGAスクール構想によって全国の児童生徒向けに配備が進められている学習者用タブレット端末は、ほとんどがWindowsタブレット、Chromebook、iPadの3種類です。
どのOSの端末が配備されているかは自治体や学校種によって違いがありますが、Windowsタブレットが配備された自治体の特別支援学校の教員から「ウチの学校にWindows11のタブレット端末が配備されました。QWERTY配列のJISキーボードも付いているのですが、ひらがなを覚え始めた子どもたちが目的のキーを見つけるまでに時間がかかってしまいます。国語の学習では50音の配列を教えていて、子どもたちの中にはその一覧の中から文字を見つけることができる子が多いです。iPadで採用されているスクリーンキーボードのように50音ひらがな配列のキーボードがWindowsにありませんか?」といった内容の相談を受けることがあります。

そんな時、2020年6月29日のブログ50音配列のWindows用スクリーンキーボード【らくだ こどもキーボード】がWindows10でも使えましたを紹介するようにしています。
該当のブログ記事では、以下の3つの方法を紹介しています。
①Windows標準のIMEの中にある【IMEパッド - ソフトキーボード】というスクリーンキーボードの《ひらがな/カタカナ(50音配列)》を使う方法
5003
IMEパッド
らくだこどもキーボードを使う方法
こどもキーボード_ひらがな
PIGYソフトウェアキーボード Ver1.25を使う方法
PIGYソフトウェアキーボード
ところが、ある教員から「配備されたタブレットはWindows11なので①がありません。プリインストールされたアプリ以外はインストールできないように教育委員会からブロックされているので②と③が使えません。」という返事が返ってきて困っていました。

そんな折り、田中 達彦さんがMicrosoftのアクセシビリティについて講演されるというので、第1回MELC特支合同オンライン研修会に参加した次第です。
Microsoftのリソース
マイクロソフトのアクセシビリティへの取り組みはコチラのサイトで紹介してありますよね。
 ↓ ↓ ↓
https://www.microsoft.com/ja-jp/enable
Microsoftのアクセシビリティの取組
田中 達彦さんの講演後の質疑応答タイムで、前記の内容を質問してみました。
そうすると猛スピードで検索してくださって「タスクバーの中にあるタッチキーボードで50音ひらがな配列のキーボードが追加されています!」と教えてくださいました。
 ↓ ↓ ↓
https://blogs.windows.com/japan/2021/05/10/windows-10-japanese-input-improvements/
50音タッチキーボードレイアウト
タッチキーボードの左上に表示される歯車マークをクリックまたはタップすると、キーボードのレイアウトを変更することができるようになっています。
キーボードレイアウトの切替
また、キーボードの大きさは200%まで拡大できるようになっていますので、画面タップできる子どもたちにとって使いやすいのではないかと思います。
解説動画も作ってみました。
 ↓ ↓ ↓
Windows11のタッチキーボードで50音ひらがな配列のキーボードを使う20220909_#0746(YouTube動画へ)

この情報が質問された教員に届くと良いのですが...