2022年9月13日(火曜日)は、佐賀県佐賀市にある医療的ケア児者対応の重心型デイサービス&日中一時支援事業所にこっと(nicotto)さんにおけるe-AT活用のサポート日(=9月1回目)でした。
サポートした内容を数回に分けて紹介してみます。

まずは、5歳の未就学児Yさん。
気管切開をして人工呼吸器を付けて過ごしています。
ジャスチャーと表情の変化でYES/NOを伝えることはできますが、話すことや文字を書くことで意思を伝えることはできません。
1人で座れないので、床でゴロゴロするかバギーに座って過ごす女の子です。

筋緊張の亢進や不随意運動は無く、上肢のReachもGraspも可能なので、iPadで好きなこと探しをしてみようということになりました。
ところが、新奇場面が苦手なYさん...
にこっと(nicotto)のスタッフさんに興味のありそうなことを教えてもらいながら、ゆびつむぎおしゃべり猫のトーキング・ジンジャーという2つのiPadアプリを試してみることにしました。
ゆびつむぎ
トーキング・ジンジャー
まずは、アクセスガイドを設定してiPadを見やすい位置に保持して、スタッフさんが手本を見せます。
Yさんが嫌がらずに手をiPadに伸ばすようだったら、そのままYさんの動きを待ちます。
バギーに座った姿勢でやってみましたが、テーブルの上に載せた肘から先の前腕部を持ち上げる筋力が弱いのです。
そこで、スタッフさんが必要な部位のみ支持して、彼女の手の動きを待つようにしました。
ゆびつむぎに入力するYさん
この日は、佐賀大学教育研究院医学域医学系看護学科小児看護学領域で教授を務める鈴木智惠子さんが「にこっと(nicotto)さんでのe-AT活用を見学したい」ということで来所されていたのですが、鈴木さんが「肘を下から支えるように工夫したら、自分の手指とiPadが視野に入って分かりやすくなるのでは?」とアドバイスしてくださったので、にこっと(nicotto)のスタッフさんがクッションを準備!
すると、Yさんは入力しやすくなって、アプリの面白さに気づいてくれたようです。
トーキング・ジンジャーに入力するYさん
アクセスガイド、上肢の支え、本人の動きを制限しないようなスタッフの手添え...
次回も忘れないようにしなくっちゃ!

今日のところは、ココまで...