脳性まひなど中枢神経系に障害のある子どもたちの多くにCVI(=Cerebral Visual Impairment:皮質視覚障害)があると言われています。
重度・重複障害や重症心身障害と評価・診断されがちな子どもたちの多くに見られることがあるのですが、そんな彼らの「楽しみながら見る力を伸ばすことができそうなアプリを見つけましたよ」という情報をSNSで教えてもらいました。
その名もLight Activity
Light_Activityのサイト画面
24個のコンテンツが用意されていて、いずれもよく考えられた視覚刺激と聴覚刺激がフィードバックされるようになっています。
Light Activityのコンテンツ01
Light Activityのコンテンツ02
Light Activityのコンテンツ03
Light Activityのコンテンツ04
WindowsOS、macOS、AndroidOS、iOS/iPadOSという4種類のOSに対応していますので、マウスなどのポインティングデバイスや画面タップで入力できます。
WindowsOSの場合、Tobii Eye Tracker 5などの視線追跡装置とmiyasuku EyeConLT2のような視線マウスアプリがあれば、視線で入力することもできます。
Windows版Light Activityを起動すると、入力方法と表示言語を選んでスタートする画面が表示されます。
デフォルトでは、マウスなどのポインティングデバイスや画面タップで入力するモードになっています。
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Light Activityの起動画面
視線入力モードに切り替えるには、目のアイコンをクリックします。
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Light Activityの起動画面_視線入力
上の画面でStartを左クリックするとコンテンツを選択する画面に変わります。
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Light Activityのコンテンツ選択画面
miyasuku EyeConLT2を起動して、上画面のContinuous cause & effectをクリックして視線で入力できるかどうかを試してみました。
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視線で入力している画面
思ったよりも簡単に入力できました。
サクッと試してみましたが、miyasuku EyeConLT2だけでなくEyeMoT Mouseでも左クリックON状態にすれば遊べました。
興味のある方は試してみてはいかがでしょうか?