米国時間の2022年9月20日、Microsoft社はWindows11の2022 Update(22H2)の提供を開始しました。
Windows11の2022 Update(22H2)では、スナップ機能の強化やエクスプローラーのタブ機能などが追加されると同時に、Androidアプリがダウンロード&インストールできるようになりました。
この機能が追加されたことによって、これまでWindowsパソコンにインストールして使っていたBlueStacksNoxPlayerといったエミュレータソフト無しでAndroidアプリを動かすことができるようになります。

これまで「iDevicesアプリを視線入力で操作したい」という問い合わせには、「WindowsパソコンにBlueStacksNoxPlayerといったエミュレータソフトをインストールした上で、iDevicesアプリの開発者がAndroid用に開発したアプリをダウンロード&インストールすれば、視線入力で操作できるようになります。それが最も安価でやる方法です。」と紹介していました。
Windows11がリリースされた時「エミュレータソフトをインストールすることなくAndroidアプリが使えるようになる」ということが示されていました。
しかし、一向にその気配がありませんでしたが、今回のアップデートで、やっと実現できるようになったというわけです。
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【やっと動いたぞ!】Windows11でAndroidアプリが使えるぞ! 最新アップデートを紹介します(YouTube動画へ)

※上記動画の6:08からAndroidアプリの使い方が紹介してありますが、戸田覚さんが解説してあるように、すべてのAndroidアプリがインストールできるようになったわけではありませんので、ご注意ください。

そこで、手持ちのWindows11パソコンを2022 Update(22H2)にアップデートして、Android版知育アプリゆびつむぎをダウンロード&インストールして、視線入力で試してみました。
ゆびつむぎに視線で入力
2022 Update(22H2)にアップデートしたWindows11パソコンにAndroidアプリをダウンロード&インストールするには、以下の手順を踏む必要があります。
①Windows11パソコンのMicrosoft StoreアプリからAmazonアプリストアをダウンロード&インストールする
②Windows11パソコンを再起動する
③Windows11パソコンのAmazonアプリストアを起動して、Amazonアプリストア上にリリースされているAndroidアプリをダウンロード&インストールする
インストールしたAndroidアプリはWindowsアプリのように操作できますので、視線追跡装置と視線マウスアプリを使って視線で入力することが可能になります。
その方法を解説した動画を作ってみました。
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Windows11(22H2)でAmazonアプリストアからAndroidアプリ「ゆびつむぎ」をダウンロード&インストールしてから視線入力で操作する方法20221009_#0763(YouTube動画へ)

Windows11の2022 Update(22H2)はリリースされたばかりで、すでに不具合も発見されています。
また、すべてのAndroidアプリがAmazonアプリストア上にリリースされているわけでもありません。
現在の視線入力環境で不具合の無い方にはオススメしません。
どうしても試してみたいという方は、Windows11の2022 Update(22H2)の良し悪しをネットニュースなどでチェックして安心した上でアップデートするかしないかを判断してください。
※くれぐれも自己責任でお願いします