2022年11月11日(金曜日)にB特別支援学校で行ったe-AT活用に関するコンサルテーションの備忘録第2弾です。
第1弾はコチラ
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B特別支援学校におけるe-AT活用に関するコンサルテーション記録2学期①〜スイッチのフィッティングは本人と相談しながら(該当のブログ記事へ)
左手で棒スイッチに入力
2人目の相談は、小学3年生のBさんです。
担任教師から「iPadのえにっきアプリを使って日記をつけているのですが、日頃の活動や思ったことなどをサクッとメモするのに便利なアプリはありませんか」という相談です。
そこで、「iPadを買った時から入っているメモというアプリは使ったことありますか?」と尋ねたところ「使ったことはありません」と答えられましたので、「私は普段からメモ代わりに使っているんですよ」と説明して、Bさんに試してもらうことにしました。
メモアプリに入力するBさん
Bさんはえにっきアプリを使っているだけに、すぐに使い方を覚えてサクサク入力しています。
「このアプリはメモをとるだけじゃなくって、写真も撮って貼り付けられるんだよ」と話して操作方法を説明すると「うわぁ、これスゴい」と喜んでくれました。
メモアプリに写真を貼り付けるBさん
メモアプリは、メモした内容が時系列で並びますし、キーワードで検索もできますので、Bさんと担任教師のニーズには合っているかもしれません。
Bさんは聞き取りやすい音声で話すことができますので、音声入力も使えるかもしれませんが、周囲が騒々しいと音声が正しく文字に変換されないことがありますので(実際に試してもらいましたが、周囲の音声の影響により文字変換の精度は良くありませんでした)、「スクリーンキーボード入力と併用して使う方が現実的かもしれません」とお伝えしました。

スクリーンキーボードのキーに書かれている文字が細いので、設定アプリのアクセシビリティ>画面表示とテキストサイズで、文字を太くしてみせたところ「うわぁ、おっきくなった!見やすい!」と喜んでくれました。
文字が細い状態
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文字を太くする
また、たまにキー入力を間違えることがあるそうなので、キー入力した文字の正誤を自分で確認するために、設定アプリのアクセシビリティ>読み上げコンテンツ>入力フィードバックで、文字をONにしてみることも紹介しました。
入力フィードバック
ただし、これはうるさく感じることもありますので、その場合はOFFにすることを付け加えて、次に待つ子どもさんの教室に向かいました。

B特別支援学校にGIGAスクール構想で配備された学習者用タブレット端末はiPadです。
対象児のように使い方が明確な場合、特別なアプリをインストールしなくても標準のアプリや標準機能として備わっているアクセシビリティを使うことで、課題と思っていることが解決することもありますね。

今日はココまで...