2022年11月11日(金曜日)にB特別支援学校で行ったe-AT活用に関するコンサルテーションの備忘録第3弾です。
第1弾はコチラ
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B特別支援学校におけるe-AT活用に関するコンサルテーション記録2学期①〜スイッチのフィッティングは本人と相談しながら(該当のブログ記事へ)
左手で棒スイッチに入力
第2弾はコチラ
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B特別支援学校におけるe-AT活用に関するコンサルテーション記録2学期②〜iPadに標準で備わっている機能とメモアプリを使いましょう(該当のブログ記事へ)
メモアプリに写真を貼り付けるBさん
3人目の相談は、小学6年生のCくんです。
担任教師から「iPadの操作は両手の人差し指を独立させてタップできるのですが、時々拳が当たってしまって誤入力することがあるので、その対処の仕方はありませんか」という相談です。
実際にCくんがiPadの画面に入力している様子を見せてもらいましたが、人差し指を独立させて概ね正しく入力できるのですが、たまに拳の部分が画面に触れてしまい、誤入力になってしまいます。
そこで、「スマホ用手袋または指先が出るように加工した手袋(=指先を切ったもの)を使うと良さそうです。」とお伝えしました。
スマホ用手袋
指先が出るように加工した手袋
上写真のように軍手はカッコ悪いと思う子どもさんもいらっしゃるので、対象児の手の大きさにあったスマホ用手袋または指先を切った手袋が良いかもしれませんね。
いずれにしても、本人に見せて納得した上で使ってもらうと良いでしょう。

設定アプリのアクセシビリティ>タッチ>タッチ調整で、繰り返しを無視ON、タップ補助のタッチ開始位置を使用ONにして使う方法も紹介して試してもらいました。
タッチ調整
なんとなく誤入力が減ったように思いましたが、「状況によっては効果がないかもしれませんので、まずはスマホ用手袋を試してみてください」ということを付け加えて、次に待つ子どもさんのケースに...

今日はココまで...