案内し忘れていましたが、2022年11月19日(土曜日)にいわて電力杯【EyeMoTグランプリ全国大会2022~究極のインクルーシブeスポーツ大会~】が開催されました。
EyeMoTグランプリの案内チラシ
この大会は、重症心身障害児の可能性を広げるために、島根大学の伊藤史人研究室で開発されたWindows用入力練習アプリEyeMoTシリーズを使って、全国の子ども達をオンラインでつないで対戦するというものです。
参加者の様子
当日は、岩手県立大学をメイン会場として運営&配信が行われると同時に、岩手県及び近隣県に在住する選手とご家族が参集されて現地からも参加されました。
会場参加者の様子02
現地参加者の中には分身ロボットOriHimeで応援してもらう方もいらっしゃいました
会場参加者の様子01
今回の競技では、インクルーシブゲーム EyeMoT 3DX_01「対戦ぬりえ」インクルーシブゲーム EyeMoT 3DX_00「運動会」の徒競走に加え、インクルーシブゲームEyeMoT 3DX_03「玉入れ」が行われました。
玉入れの起動画面
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インクルーシブゲームEyeMoT 3DX_03「玉入れ」の起動画面
玉入れの様子
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ゲーム中のインクルーシブゲームEyeMoT 3DX_03「玉入れ」の画面(3人対3人で対決しています)

さらに、今回は徒競走と玉入れが、新しい入力装置心拍センサースイッチ「EyeMoT魂魄ドライブ」に対応しましたので、視線入力や従来のアクセシビリティスイッチへの入力が困難な方も自分の心拍だけで競技に参加できるという究極のインクルーシブな大会になりました。
心拍センサースイッチEyeMoT魂魄ドライブ
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新しい入力装置心拍センサースイッチ「EyeMoT魂魄ドライブ」
徒競走
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EyeMoT 3DX_00「運動会」徒競走の様子
4レーンの選手が心拍センサースイッチ「EyeMoT魂魄ドライブ」を使っています
対戦ぬり絵
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EyeMoT 3DX_01「対戦ぬりえ」に視線入力で対戦する女子2人

リアルとオンラインのハイブリッドによる対戦...
複数人でチームを編成しての競技...
心拍センサーという新しい入力装置に対応したゲームの登場...
という新しいこと尽くしの大会でした。
現地&オンライン参加者の集合写真
なお、当日リアルタイムで配信されたYouTube動画はコチラからご覧いただけます。
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いわて電力杯 EyeMoT グランプリ 全国大会2022 ~究極のインクルーシブ eスポーツ大会~(YouTube動画へ)

さらにさらに!
いつもお世話になっているTVディレクターの千葉さんが現地会場で撮影された動画もYouTubeでご覧いただけますので、併せてチェックしてみてください。
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【いわて電力杯 EyeMoTグランプリ 2022 1119】(YouTube動画へ)

神の手以外で運動会やスポーツに参加できなかった子どもたち、現地会場に行けなかった子どもたち...
そんな子どもたちがネットワークと多様な入力方法でガチンコ勝負ができる大会【EyeMoTグランプリ】が今後も続くことを願っています。