いつもお世話になっている帝京大学の金森 克浩さんが監修され、海老沢 穣さん、高松 崇さん、新谷 洋介さんが書かれたQ&Aでわかる 発達障害・知的障害のある子どものSNS利用ガイドジアース教育新社さんから発刊されました。
SNS利用ガイド
以下、目次を引用します。
 ↓ ↓ ↓
はじめに
序章 これからの学校現場で求められる学び
第1章 子どもたちのネットやスマートフォン事情
Q1 日本の子どもたちのデジタル機器の利用状況について教えてください
Q2 インターネットの利用状況はどのような特徴があるのでしょうか?
Q3 インターネットやスマートフォンの様々な問題から子どもたちを守るための取組について教えて下さい
Q4 スマートフォンやタブレットの使いすぎによる身体的な影響はありますか? (mini コラム)使いすぎによる身体への影響
Q5 学校への携帯電話・スマートフォンの持ち込みに関してはどのような状況でしょうか?
Q6 子どもたちは、インターネットを利用して何をしているのでしょうか?
第2章 発達障害・知的障害のある子どもたちを取り巻くネット社会の現状
1.インターネット・スマートフォンの光
Q7 今の子どもたちが生きていく時代ってどんな社会になっているんですか?
Q8 人や社会をつなぐインターネットの良さについて教えて下さい
Q9 GPS(位置情報)にはどんな活用法がありますか?
Q10 コミュニケーションツールの活用法について教えてください
Q11 カメラの活用法について教えてください
2.インターネット・スマートフォンの影
Q12 生活リズムを崩してしまう利用時間の問題について教えて下さい
Q13 スマートフォン・ゲーム依存について教えて下さい
Q14 スマホ依存による日常生活への支障について教えて下さい
Q15 人とのコミュニケーションの支障について教えて下さい
Q16 リアル(実社会)とバーチャル(仮想空間)とのマナーの違いはありますか?
Q17 インターネットによる個人情報流出について教えて下さい
Q18 SNSを介した出会いや出会い系サイトなどの危険性について教えて下さい
Q19 課金などの危険性について教えて下さい
第3章 発達障害・知的障害のある子どものインターネットやスマートフォンの利用について
Q20 発達障害・知的障害の子どもたちはネット依存傾向が強いのでしょうか?
Q21 障害種別にみたスマートフォン・インターネットの便利機能を教えて下さい
Q22 障害種別にみたスマホ依存や、スマホトラブルに陥りやすいパターンとその解決策について教えて下さい
Q23 発達障害・知的障害児に適したスマートフォン(携帯電話等)の機器の選定や契約について教えて下さい (miniコラム)「侮辱罪」厳罰化について
第4章 ネットに潜む魅力と危険
Q24 SNS に夢中になるのはなぜ?
Q25 動画配信サービスに夢中になるのはなぜ?
Q26 ルールを守ってくれません
Q27 どんなルールを決めたらよいの?
Q28 情報発信することによる危険性はどんなものがあるの?
Q29 子どもはどんなゲームをしているの?
Q30 オンラインゲームってどうして楽しいの?
Q31 ゲームにのめりこむ人ってどんな人?
Q32 ガチャってなに?
Q33 ガチャにお金を使いすぎてしまいます。どうしたらよいでしょうか
(mini コラム)ゲーム上のお金(コイン)をめぐるお金(日本円)の流れ
Q34 ネットショッピングで気を付ける点は?
Q35 ネットフリマでのコミュニケーションで気を付けることは?
第5章 保護者や教員はどう関わるか
Q36 ゲームを止めさせるにはどうしたらよいでしょうか?
Q37 お金の管理をどうしたらよいのでしょうか?
Q38 自分の行った行為を悪いと思っていないようです
Q39 なかなか指導が伝わりません。どうしたらよいのでしょうか
Q40 適切なスマートフォンの付き合い方とは?
Q41 SNS で送ってしまった写真を取り消したい
Q42 アカウントを乗っ取られたときはどうしたらよいの?
Q43 ゲーム課金で高額な請求が来たらどうしたらよいの?
■資料 疑似体験型教材の紹介
疑似体験教材① 入力した個人情報は何に使われるか
疑似体験教材② 本人認証方法を知る
疑似体験教材③ SNS のアカウントが乗っ取られる仕組みを考える
疑似体験教材④ SNS による詐欺広告を知る 疑
似体験教材⑤ ガチャゲーム
疑似体験教材⑥ ネットショッピング
ブログを利用した教材 写真から自宅が特定される?①
ブログを利用した教材 写真から自宅が特定される?②
●インターネット上に公開されている代表的な教材リンク集
索引
編集後記
執筆者一覧

痒い所に手が届く内容になっていますね。
表題は「発達障害・知的障害のある子どもの...」と書かれていますが、他の障害種や障害の無い子どもの支援者にとって参考になる一冊だと思います。
ぜひ手にとってお読みください。