2023年2月5日のブログ【再掲】2023年3月18日(土)〜19日(日)は【肢体不自由のある子どものWindowsとiPadOS活用講習会】に参加しませんかで紹介していた社会福祉法人 日本肢体不自由児協会主催による肢体不自由のある子どものWindowsとiPadOS活用講習会に参加してきました。
日本肢体不自由児協会が入っている建物
同年3月18日(土曜日)〜19日(日曜日)の2日間にわたって開催された上記講習会のことを備忘録として数回に分けて書いてみます。

1日目の18日(土曜日)は、オンラインでの参加が可能だったので、オンライン参加者が23名、現地参加者は12名というハイブリッドで実施されました。
Samは当日移動だったので、会場である日本肢体不自由児協会には11:00頃に到着。
すでに、帝京大学の金森 克浩さんによる講義【支援機器入門】は終わっていて、東京都立小平特別支援学校の谷本 式慶さんによる【支援機器活用実践紹介①】が始まっていました。谷本さんの講義01
肢体不自由に基づく学習上の困難さを解消・軽減するために支援機器が有効なケースがあること、そのためには実態の把握に基づく学習目標の設定、学習内容・方法を担当者(教科担任、学級担任、自立活動専任)とで共有することの重要性が紹介されました。
谷本さんの講義02
さらに、重度・重複障害と評価されがちな子どもたちにとって、支援機器の活用はコミュニケーションを拡大することに繋がり、ひいてはより豊かに生きていくための選択肢の一つであるというAACの考え方についても紹介されました。

続いて、東京都立府中けやきの森学園の山下 さつきさんによる【支援機器活用実践紹介②】
山下さんの講義01
いつも「支援機器には詳しくありません」と謙遜される山下さんですが、そんなふうに思っておられる教員は少なくありません。
でも、詳しい人にアドバイスをしてもらいながら、課題を解決することができることとして、東京都教育委員会が実施している外部専門家活用事業をうまく活用していることが紹介されました。
山下さんの講義02
また、支援機器を活用した学習指導を継続する上で、学習の履歴をデータ化&見える化していくことの大切さを紹介されていました。

以上で、1日目午前の内容は終了。
午後の内容は、また後日...