2023年8月22日のブログ今秋リリース予定のiPadアプリ【DropKit】のプレビュー動画が公開されましたで紹介していたDropKit(ドロップキット)が同年11月13日にリリースされました!
DropKitアプリアイコン
App Storeプレビューには、以下のような説明文が書かれています。
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DropKitは、特別支援教育に関わる専門家たちが協力して作り上げた、新しい教材開発専用アプリです。

障害の有無に関わらず、子供たち一人一人の興味関心や学習の進度に合わせた「個別最適な教材」が簡単に作れるように、考えられています。
iPadの操作にあまり慣れていないという支援者でも、短い時間で簡単に教材を作成できるように、豊富なテンプレートや素材があらかじめ用意されています。
また、現場での優れた教育実践で知られる教師たちが作成したサンプル教材も多数収録しているので、それを見本にしたり、画像や音声などの部品を入れ替えたりすることで、授業ですぐに使える教材できあがります。
また、作成した教材ファイルは、子供や保護者、他の支援者たちともすぐに共有できます。

DropKitの特長と教材作成方法は以下の通りです。

◯テンプレートから選ぶだけで作れる「教材ページ」
DropKitの教材作りのスタートは、どんな課題を作りたいかテンプレートの中から選ぶだけです。「マッチング」「どれかな?」「これなんだ?」「せんつなぎ」「グループわけ」「カルタ」「フラッシュカード」の7種のテンプレートから選んで「教材ページ」を作ります。

◯2000種を超える充実の「カード」素材
DropKitでは、教材作りの素材となるイラストや記号を「カード」と呼びます。ページの上にカードを並べていく感覚で、簡単に教材が完成します。カードには、ドロップレット・プロジェクトが長年かけてデザインしてきた2000語以上のイラスト・ライブラリ「ドロップス」と、それに対応した聞き取りやすい日本語音声が最初から搭載されていています。また、カードにはドロップス以外にも多彩な絵記号や効果音が用意されています。

◯ページの外観や動作を簡単に設定
カード以外にも、図形、写真、テキスト、音声などを教材ページの上に自由に貼り付けることができます。また、ページの背景色や正解不正解の際の画像の有無なども自由に設定できます。これらは、作成が完了した後でもいつでも変更可能です。

◯いろんな人たちと教材ファイルを共有
作成した教材を自分だけで使うのはもったいないですね。DropKitのファイルは、AirDrop、メール、メッセンジャーなどの方法で他の人と共有できます。教師が作った教材をメールで送って宿題として家で使う、他の教師が作った教材を共有してもらって、自分の授業に合わせて作り直す、といった共有が簡単にできます。
文字ばかりではちょっと分かりにくいので、開発者であるKeaton Laboさんが、分かりやすい紹介記事をご自身のnoteに書いてくださいました。
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DropKit開発ノート#4: 正式リリースのお知らせ&基本的な使い方をご紹介Keaton Laboさんの該当note記事へ)
アプリを操作する画面が挿入してあるので、とても分かりやすいと思います。
DropKitには、インストール直後から使えるサンプルの学習ファイルが収録されていますので、まずはそれで支援者が使い方に慣れると良いですね。
DropKitホーム画面
そして、下図のような学習課題をオリジナルで作ってみましょう。
いずれも学校現場でよく使われる教材なので、それがiPad上でサクッと作れるという点がありがたいですね。
新規学習課題作成画面
また、ドロップレット・プロジェクト  アプリサポートというYouTubeチャンネルが開設され、その第1弾としてDropKitの紹介動画を公開してくださっています。
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vol.01 DropKitって、どんなアプリ?(YouTube動画へ)

上記note記事やYouTube動画を見れば、DropKitの使い方や学習課題の作り方が分かると思います。
まさに、痒いところに手が届く配慮はサスガです!
とても素敵なアプリをリリースしてくださった皆さんにこの場を借りて感謝申し上げます。