2023年12月11日(月曜日)は、佐賀県佐賀市にある医療的ケア児者対応の重心型デイサービス&日中一時支援事業所にこっと(nicotto)さんにおける12月2回目(2023年ラスト)のe-AT活用サポートに行ってきました。
nicotto全景
12月半ばというのに暖冬の影響でしょうか、しとしと雨が降っている中にこっと(nicotto)さんに着くと利用者さんが作ったと思われる可愛いクリスマスツリーがお出迎え。
クリスマスツリー
2023年11月30日のブログ佐賀市にこっと(nicotto)さんでの11月1回目のe-AT活用サポート〜iPad版Keynoteアプリで動画を再生して音楽演奏するコンテンツを作るで紹介していたように、にこっと(nicotto)さんでは12月23日(土曜日)に利用者家族を招いて近所の公民館でクリスマス会をする予定です。
そのクリスマス会では、にこっと(nicotto)さんを利用している子どもたちが得意な動きで楽器を鳴らして演奏するというので、11月から練習してきました。
就学前のHくんはハンドベルを鳴らしている動画をアクセシビリティスイッチ入力で再生して演奏しようという作戦!
動画をスイッチで再生
スイッチ入力でベル音を鳴らす
ところが、他の子どもさんも同じ方法(ジェリービーンスイッチツイストではなく他のスイッチを使う予定)で演奏することになり、iPadに接続するためのスイッチ改造Bluetoothマウスが足りません。
そこで、iPadの画面タップもできるHくんにはリズムセクションを担当してもらうことになりました。
使うアプリはGarageBandで、その中にあるドラムでリズムを刻むという作戦です。
GarageBandのドラムを起動してアクセスガイドをONにしたiPadをスタッフさんに持ってもらいHくんに試してもらいました。
GarageBandのドラムを使う01
上手にドラム演奏ができたのをスタッフさんたちから褒められて得意げなHくん...
クリスマス会の時にはバギーに座って演奏するということでしたので、テーブルにiPadを置いた状態でも入力できるかどうかを試してもらいました。
GarageBandのドラムを使う02
これでもドラム演奏ができそうです。
これまで当ブログで何度も紹介してきたように、肢体不自由児がe-AT機器を利用する際、子どもたちが入力しやすいような楽な姿勢をとり、入力しやすい位置に入力装置を固定することが大切です。
できれば、KUPOCARE社のタブレットマウントなどを使って固定できると良いのですが...
KUPOCAREタブレットマウント
車椅子に取り付けたKUPOCAREタブレットマウント
当日うまく演奏できることを祈っています。