2023年12月26日(火曜日)福岡県久留米市にある一般社団法人リブ・ライフさんにおけるe-AT活用サポートの備忘録第2弾です。
第1弾はコチラ
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一般社団法人リブ・ライフさんでのe-AT活用サポート(12月分)①〜EyeMoTソニックは視線入力のフィードバックに効果大
EyeMoT Sensoryで遊ぶ
Aくんに続いて、視線入力を活用している小学4年生のYくんにもEyeMoTソニック(島根大学の伊藤 史人研究室が開発)を試してもらうことにしました。
EyeMoTソニック接続状態
学校が冬休みになったので、担任の先生が見学に来られていました。
学校で視線入力を活用している様子を尋ねたところ「Yくんの視線を視線追跡装置に合わせるのが難しい」とのこと...
Yくんが在籍している特別支援学校には生産が終了しているTM5-miniが配備されているので、分かりやすいとは思ったのですが、島根大学の伊藤 史人研究室で開発されているEyeMoT Positionを利用して位置を調整する方法をお伝えしました。
EyeMoT Positionを使って位置調整
学校では、島根大学の伊藤 史人研究室で開発されているEyeMoT 3D Game_00「風船割り」EyeMoT 3DX Game_01「対戦ぬりえ」を楽しんでいるとのことでしたので、EyeMoTソニックを大腿部の上にのせてEyeMoT 3D Game_00「風船割り」に視線入力で遊んでもらいました。
EyeMoTソニック利用例01
大きな音が苦手なYくんですが、EyeMoTソニックはボリュームを大きくしても大丈夫でした。
むしろ、ターゲットを割った時にフィードバックされる振動を楽しんでいるような様子が見られました。
続いて、EyeMoT 3DX Game_01「対戦ぬりえ」を自主練習モードで遊んでもらいました。
SOUNOS VALKAEyeMoT 3D Game_00「風船割り」では画面全体に視線を動かすことができるYくんですが、EyeMoT 3DX Game_01「対戦ぬりえ」になると画面の下の方を左右に見るだけという普段の様子だそうですが、画面上を上下に視線を動かすことがありました。
EyeMoTソニック利用例02
続いて、WebアプリComgamesで遊んでもらいました。
Yくんは初めてComgamesを試したのですが、その中のClean the screenのフィードバックは分かりやすかったようです。
EyeMoTソニック利用例03
最後に、視線マウスアプリmiyasuku EyeConLT2を利用してtouch:wavesに視線で入力!
EyeMoTソニック利用例04
以上で、2023年12月分のe-AT活用サポートの振り返りは終わります。
次回、リブ・ライフさんには1月下旬に伺う予定です。