2024年1月27日(土曜日)は、福岡県久留米市にある一般社団法人リブ・ライフさんでの2024年最初のe-AT活用サポート日でした。
リブ・ライフ全景
この日は、普段から視線入力を活用しているスタッフではなく、新しいスタッフに視線入力のコツをレクチャーしてほしいというリクエスト...
リブ・ライフさんを利用している子どもたちは、重度・重複障害と診断・評価されがちで、言語でのコミュニケーションや意図的な入力動作が分かりにくい側面があります。
しかしながら、目を開けて動かすことができる子たちばかりなので、楽に楽しめるアクティビティとして視線入力を活用しています。
視線入力の活用で最初にクリアしなければならないことは、対象者の視線を視線追跡装置に正しく認識させることです。
Tobii Dynavox社のPCEye 5IRISBOND社のHiruのような障害者のコミュニケーション専用として開発・販売されている視線追跡装置の場合、付属のEye Tracking Settingsアプリなどで、対象者の視線を認識させやすいのですが、日本で広く使われているのはゲーム用として開発・販売されているTobii Eye Tracker 5で、リブ・ライフさんにある視線追跡装置もTobii Eye Tracker 5です。
Tobii Eye Tracker 5本体と同梱品
Tobii Eye Tracker 5のドライバに含まれているキャリブレーション確認アプリは、利用者の視線(=眼球)を認識しちゃうと、すぐにその表示が消えてしまうのです。
視線の表示
ドライバーソフトでは、対象者の視線を認識させづらいので、島根大学の伊藤 史人研究室で開発されているEyeMoT Positionを利用して位置を調整する方法をお伝えしました。
EyeMoT Positionの起動画面
リブ・ライフさんではTobii Eye Tracker 5を取り付けた23.8インチディスプレイをmiyasukuスタンドに固定していますので、視線の位置調整は楽に行えます。
Tobii Eye Tracker 5を取り付けたディスプレイの高さや傾きを二人で協力しながら変えてもらいました。
視線の位置を調整
今日のところはココまで...